今日の給食(1.25 じゃこ豆)
今日の献立は「ごはん、筑前煮、じゃこ豆、焼きのり、牛乳」でした。
筑前煮は福岡県の郷土料理です。鶏肉やにんじん、れんこん、こんにゃくなどを油で炒めてから出汁を加え、砂糖、しょうゆで甘辛く炒り煮にした料理です。福岡県では、正月や祭り、結婚式などのお祝い事の時に食べられるため、給食でも1月の献立に取り入れています。 筑前とは、福岡県北部の昔の呼び名です。福岡県以外の人は筑前煮と呼びますが、福岡県では「がめ煮」と呼んでいるそうです。その名前の由来については諸説ありますが、博多の方言の「がめくりこむ(寄せ集めるの意味)」や、昔はすっぽんを使っていたことから、すっぽんの博多弁「がめ」からきたという説があります。 今日は、筑前煮に使っているれんこんやごぼう、こんにゃく、じゃこ豆の大豆とよくかむ食材を多く使っている給食でした。よくかむことは全身の健康維持につながります。日頃から、よくかんでよく味わっていただきましょう。 今日の給食(1.24 ほたて貝のグラタン)
今日の献立は「黒糖パン、ほたて貝のグラタン、スープ、和なし(カット缶)、牛乳」でした。
今日のグラタンは、ほたて貝柱のうま味、手作りホワイトソースのこく、粉末チーズとパン粉で香ばしさが加わり、とてもおいしく仕上がりました。グラタンは毎回人気の献立で、今日も残食はほどんどありませんでした。 また、今日から1週間は「全国学校給食週間」です。保健委員会の生徒を中心に感謝のメッセージを書き、玄関に掲示しました。保健委員3年代表生徒から、放送で給食週間の紹介がありました。 今日の給食(1.23 黒豆の煮もの)
今日の献立は「ごはん、さごしのしょうゆだれかけ、みそ汁、黒豆の煮もの、牛乳」でした。
黒豆の煮ものはおせち料理の一つです。今年一年もまめ(まじめに働き、健康であること)に暮らせるようにという願いを込めて食べられます。 黒豆は大豆の仲間で皮が黒い品種を指します。皮の黒い色素(アントシアニン系)は、鉄イオンと結合するとより黒くなる性質があることから、給食室でも鉄製の釜を使って作りました。給食では衛生面を考慮し、当日の朝からしか調理することができないため、売っているものほど柔らかくはならないのですが、調理員さんがいろいろと工夫して作ってくださいました。真っ黒に艶よく出来上がっていましたね。黒は魔よけの力があるとされています。黒豆を食べて今年も穏やかに過ごしましょう。 今日の給食(1.20)
今日の献立は「ごはん、豚肉のごまだれ焼き、みそ汁、きくなと白菜のおひたし、牛乳」でした。
ごまは、アフリカ原産の種実類で、古代エジプトや古代インドで栽培され世界中に広まっていったという歴史があります。日本では、縄文時代から食べられていたようですが、室町時代に中国からすり鉢とすりこぎが伝わってから、ごまを使ったいろいろな料理が誕生していったそうです。 今では日本の食文化に定着しているごまですが、99%を輸入に頼っています。栄養価としては、脂質が約50%、たんぱく質が約20%、その他、カルシウムや鉄、食物繊維も多く含んでいます。粒のままでは消化吸収されにくいので、すりごまや練ごまで食べる方が効果的です。 今日の給食では、練りごまといりごまを使い「豚肉のごまだれ焼き」にしました。ごまのこくが加わり、ごはんが進む一品になりました。 おひたしに使ったきくなは、地産地消の取り組みとして堺市でとれたものを使いました。地産地消は新鮮なものが手に入る他、地域経済を活発にしたり、輸送時の二酸化炭素の排出を抑えたりします。そんなことも意識した食生活ができるといいですね。 今日の給食(1.19 蜜入りりんご)
今日の献立は「黒糖パン、ミートボールと野菜のカレー煮、ツナとキャベツのソテー、りんご、牛乳」でした。
以前にも紹介した通り、りんごは食後のデザートとして10月から1月までの給食に使いました。今日が今シーズン最後となりました。10月は「サンつがる」、11月は「シナノスイート」と「ジョナゴールド」、12月は「サンふじ」と「ほのか」とそれぞれの時期においしい品種を選んできました。今日は蜜がたっぷり入った「サンふじ」です。 そこで、りんごの「蜜」について紹介しましょう。葉での光合成によって作られた炭水化物がソルビトールという物質に変えられ、りんごの果実の中で糖分に変わっていきます。この糖分が飽和状態になったものが蜜として果肉内に半透明の金色になって存在しています。蜜入りりんごは成熟が進んだおいしさの証です。蜜が入りやすい品種とそうでない品種があり、ふじは蜜が入りやすいとされています。 「今日のりんごは今までで一番おいしかった!」と生徒からも先生からも大満足の声が聞かれました。 |