今日の給食(3.22 コチジャン)
今日の献立は韓国朝鮮料理をイメージした「ごはん、豚肉のコチジャンいため、鶏肉とはるさめのスープ、もやしのナムル、牛乳」でした。
西洋料理では肉や野菜、果物、香辛料などを混ぜて煮こんだソースを使うことが多くあります。アジアの国々ではみそやしょうゆなどのように、発酵調味料を使うことが特徴でもあります。 コチジャンは韓国朝鮮料理に使われる発酵調味料です。「コチ」は唐辛子、「ジャン」はみそを意味します。給食では、米みそ、唐辛子、水あめ、砂糖、塩などを原料としたコチジャンを使っています。 炒めた豚肉・大根の味付けに加えることで、本場の味に近づくよう工夫しました。「中学生にはもう少し辛くてもいいのでは」という意見を反映させて、前回よりコチジャンの量を増やしてみました。 今日の給食(3.20 チキンレバーカツ)
今日の献立は「ごはん、チキンレバーカツ、ケチャップ煮、ツナとキャベツのバジルソテー、牛乳」でした。
チキンレバーカツは、私たちの食生活で不足しがちな鉄を摂取することができるように導入されました。カレー味で食べやすく毎回好評ですが、今日もきれいに食べることができていました。 鉄は私たちの体に必要な無機質の一つで、体内に5g程度存在しています。そのうちの70%は血液中や筋肉中にあります。不足すると、集中力の低下、頭痛、食欲不振、筋力低下や疲労感が出てきます。 鉄は、動物性食品では赤身の肉やレバー、かつおやまぐろ、そして、植物性食品では緑黄色野菜や大豆、海藻類に多く含まれますが、動物性食品の方が吸収率がよいとされています。また、たんぱく質やビタミンCを合わせて摂ることでより鉄の吸収が高まりますので、いろいろな食品を合わせて食べることが大切です。 今日の給食(3.17 さけのクリームスパゲッティ)
今日の献立は、「黒糖パン(小)、さけのクリームスパゲッティ、キャベツときゅうりのサラダ、ソフト黒豆、牛乳」でした。
さけのクリームスパゲッティは毎年、春の献立として3月に実施しています。ほぐした紅ざけの身を入れることで全体がピンク色になり春を感じさせてくれるからです。 紅ざけとスパゲッティの他にベーコン、たまねぎ、にんじん、マッシュルーム、牛乳、クリーム等を使っています。 この料理のポイントの一つとなっているクリームは一般的には生クリームと呼ばれているものです。生乳(牛から絞ったままの乳)から乳脂肪分だけを取り出し濃縮させたもので、乳脂肪分18%以上含まれているものと定められています。ホイップクリームなどの名前で売られているもので、植物性脂肪から作られているものはクリームと呼ぶことはできません。風味も全く違います。 給食では、乳脂肪分47%のものを使いました。こくとまろやかさとおいしさたっぷりのクリームスパゲッティに仕上がりました。お皿に残ったソースもパンでぬぐって、最後まできれいにいただきました! 今日の給食(3.16 はっさく)
今日の献立は、「コッペパン、バター、鶏肉のカレー風味焼き、洋風煮、はっさく、牛乳」でした。
はっさくは広島県因島(いんのしま)で見つけられた柑橘ですが、今ではその多くが和歌山県で栽培されています。給食も和歌山県有田市産のはっさくでした。 はっさく(八朔)という名前は8月の朔日(1日のこと)から食べられるということで名付けられたと言われていますが、実際にはまだ小さくて夏には食べられません。収穫したては酸っぱいので、1〜2か月熟成させてまろやかな味になってから出荷されるそうです。 さくさくとしたはっさくならではの歯ごたえがあります。薄皮に苦みがあるので、薄皮をむいておいしく食べてください。 今日の給食(3.15 だし)
今日の献立は「ごはん、さごしのおろしじょうゆかけ、さといもと野菜の含め煮、高野どうふの煮もの、牛乳」でした。
「和食の基本はだしにある」と言われ、本格的な和食はだしこんぶやかつお節などで取っただしを使います。 だしこんぶに含まれるうま味成分の「グルタミン酸」は、今の東京大学の池田菊苗教授によって発見されました。かつお節に含まれるうま味成分の「イノシン酸」は、池田教授の弟子である小玉新太郎によって発見されました。 現在、当たり前のように使われている「うま味」という言葉も池田教授が名付けて、今では外国でも使われています。 今日の給食でも、だしこんぶとけずりぶしから取っただしを使いました。朝からおいしいだしの香りが学校中に漂っていましたね。しっかりとうま味を感じとりながらいただきました。 |