学校給食献立表の修正についてのお知らせ
先日配付いたしました11月分学校給食献立表(家庭配付用)について、一部掲載内容に誤りがございました。謹んでお詫び申しあげますとともに、別紙のとおり修正させていただきます。なお、後日配付予定の12月分学校給食献立表についても、掲載内容に同様の誤りがございますが、すでに印刷が終了しているため、修正が間に合いませんでした。
今日の給食(11.10 ジャム)
今日の献立は「コッペパン、いちごジャム、豚肉と野菜のスープ煮、変わりピザ、みかん、牛乳」でした。
「ジャム(jam)」とは英語で「押しつぶす」という意味で、最近ではフランス語の「コンフィチュール(confiture)」という名前もよく耳にするようになりました。 ジャムは本来、果物に砂糖を加え、加熱濃縮することによって保存性を高めた保存食です。ヨーロッパでは、その地域の風土にあったジャムが様々に作られているそうです。 日本では高度経済成長後、体に負担になるものは敬遠され、体にやさしいものが好まれるようになりました。しかし、ジャムは本来、保存性の高いものです。ヨーロッパでは糖度60度以上が基準となっているそうですが、日本は40度以上の規格になっています。日本人の嗜好に合わせて「甘さ控えめ」で品質を保つための企業努力がされてきたということですね。 ジャムが甘いからと言って給食でも食べない人がいるようですが、炭水化物は私たちの体のエネルギー源として不可欠です。特に糖質はすぐにエネルギーに変わるので、朝や昼の食事には有効な栄養素です。給食では、いちごの他、りんご、ブルーベリー、アプリコット、マーマレードのジャムがあります。いろいろな味を経験することで味覚も発達します。しっかりと味わいましょう。 今日の給食(11.9 のりのつくだ煮)
今日の献立は「ごはん、関東煮、白菜の甘酢あえ、のりのつくだ煮、牛乳」でした。
給食では、可能な限り「手作り」を心がけています。今日の「のりのつくだ煮」も給食室で作りました。きざみのりとうま味を出すために粗みじんに切った干ししいたけを材料とし、砂糖、料理酒、みりん、こい口しょうゆ、だしを加えて煮詰めました。市販のものには味をよくしたり、とろみをつけたりする添加物が使われているものもありますが、給食では一切使っていません。ごはんがモリモリ食べられるようにと年に数回、献立に取り入れています。 つくだ煮は買うものと思っているかも知れませんが、家でも意外と簡単に作ることができます。のりのつくだ煮は湿ってしまったのりを再利用できます。最近はごはんのおかずだけでなく、トーストに塗ってもおいしいと紹介されていますね。一度、パンに塗って食べてみたいと思います。新しいおいしさに出会えるかも知れませんね。 今日の給食(11.8 いい歯の日)
今日の献立は「ごはん、豚肉のスタミナ焼き、すまし汁、とりなっ葉いため、牛乳」でした。
今日、11月8日は何の日か知っていますか?「いい歯の日」です。日本歯科医師会が1993年(平成5年)に制定しました。11と8を「いい(11)は(8)」と読む語呂合わせからだそうです。 歯の健康を保つためには、バランスのとれた食生活や歯磨きの他、よく噛んで食事をすることも大切です。よく噛むことは単に食べものを体に取り入れるためだけでなく、全身の健康につながる重要な働きをしています。 よく噛むことの効用をよびかける「ひみこのはがいーぜ」という標語があるので紹介しましょう。 ひ:肥満予防 み:味覚の発達 こ:言葉の発音をはっきり の:脳の発達 は:歯の病気の予防 が:がんの予防 い:胃腸の働き促進 ぜ:全身の体力向上と全力投球 です。 卑弥呼がいた弥生時代の人は現代人に比べて、噛む回数が何倍も多かったと考えられています。 健康のためには一口30回噛むとよいと言われていますが、現実的にはなかなか難しそうですね。いつもよりしっかりと噛んで食べるよう心がけていきましょう。 今日の給食(11.7 チーズ)
今日の献立は「黒糖パン(小)、ウインナーときのこの和風スパゲッティ、焼きとうもろこし、固形チーズ、牛乳」でした。
今日は久しぶりに固形チーズが献立にありました。チーズは大きく「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」に分けることができます。 ナチュラルチーズは主に牛乳に乳酸菌や酵母を加えて発酵させて作ります。熟成させる方法や期間は様々で、世界中では1000種類以上あるとされています。モッツァレラ、カマンベール、ゴーダ、チェダー、ラクレットなど、聞いたことがあるかもしれませんね。 プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱して作ります。発酵を止めるため、長期保存ができるという利点があります。今日の固形チーズやスライスチーズなどがプロセスチーズになります。 チーズはヨーロッパを中心に食べられていて、日本でチーズを食べるようになった歴史は浅く、1933年に国内初めてのチーズ工場ができた頃からです。その後、ピザやチーズケーキなどでチーズの人気が高まり、今では世界中のナチュラルチーズも手に入りやすくなりました。 チーズは牛乳を濃縮させたものなので、たんぱく質やカルシウムを手軽にとることができます。 |