※文章が長い記事になります。
プレゼンされた先生方の熱気を伝えられるように熱く書いていきますので、最後までお付き合いいただきますよう、よろしくお願いいたします。
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さて、今年もやってきました『ビブリオバトル』。
ビブリオバトルとは、「本の紹介コミュニケーションゲーム」です。
今回は、スタンダードなルールで「1人5分間+質問2分間」という持ち時間で開催されました。
本を紹介するバトラーたちは、塩見校長先生、柳井教頭先生、菊井先生、田中先生の4名。
観客は7年生と6年生と先生方です。
本の紹介に続きます。
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田中先生のおすすめの本は『そして、バトンは渡された』
主人公は事情があって、4回も名字の変わる女性。
しかし、その内容は明るく、楽しく人生を歩んでいく姿が描かれています。
今、自分がこうして人とのつながりの中で生きているのが本当に幸せなのだと気づくことのできる作品です。
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塩見校長先生のおすすめの本は『青の数学』
スポーツなどにスポットが当たるなか、ようやく数学が主人公になった!
数学に魅せられた少年少女たちの友情あり、恋愛あり青春物語。
大丈夫。数学がわからなくったって、面白い。ただし、読んでも数学ができるようになるわけではありません・・(笑うところです)
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柳井教頭先生のおすすめの本は『精霊の守り人』
ファンタジーものですが、主人公はバルサという大人の女性。ひょんなことから、主人公は王子様を助け、彼を守るために奮闘します。
先生が大人買いするほど惹き込まれたというシリーズです。優しく語り掛けるような口調で、プレゼンしたい本とマッチしていました。
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菊井先生のおすすめの本は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
マニアックすぎる内容でプレゼン開始!
話の分かる大人(先生)たちは面白さを理解して笑っていますが、生徒たちは頭に疑問符が浮かぶ状態。しかしそこは腕の見せ所。菊井先生が4回も購入し、何度も読み返す内容であることをうまく紹介していました。
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今年度、見事優勝を勝ち取ったのは菊井先生でした。
緊張もある中で、各先生方は素晴らしいプレゼンをされていました。時間の管理できることがすごい。
大人たちの本気のバトル、見ごたえがありとても楽しめました。先生方の紹介本は図書室に早速紹介コーナーが設けられました。
先生や保護者の大人の皆さんも、この夏、ぜひ読書に挑戦してみてください。
新たな発見があるかもしれませんよ。
中学校の生徒たちは、夏休みに紹介本を決めて、2学期にビブリオバトルをバトラーとして体験します。