4/10(月)始業式
始業式に続き、学年の先生方が紹介されました。1年所属の先生と2年所属の先生です。
4/10(月)始業式
令和5年度1学期の始業式を行いました。新入生を迎え、新たな3学年が揃ってのスタートです。校長先生の式辞を紹介します。
おはようございます。去る4月3日に入学式が行われ78期生となる1年生が長吉中学校の仲間入りをしました。2、3年生のみなさん、先輩として責任を持って引っ張っていってください。 今日から全学年が揃って新しいクラスが始まります。特に1年生は今まで話をしたこともない人、名前を知らない人もたくさんいると思います。2、3年生も新しいクラスになって心新たに多くのクラスメイトと交友、交流が持てるようにして、どの学年も授業はもちろんさまざまな行事・活動に一生懸命取り組むクラス集団、学年団をつくっていってください。 3月の修了式に話をしましたが、相手や周りの雰囲気、気配を感じて気を配ること、つまり、自分が行動するときはまずは周りのこと、相手のことを考える。それによって周りや相手の気持ちや求めるものがわかるようになる。「気配+り」を考えてください。 そこで今日はこんな話をしたいと思います。 アフリカにナイル川という大きな川があります。ある季節になると、このナイル川のほとりに数えきれないほどのアリがあらわれます。黒い絨毯と呼ばれるアリの大群は、やがて移動のためこの広いナイル川を渡らなければなりません。周りに木がたくさん茂っているところでは落ち葉に乗って川を渡ることもできるのですが、砂漠の中を流れるナイル川ではそのような方法で渡ることはできません。ではアリたちはどうするか? 河岸に集まってきたアリたちは3,000匹ずつぐらいのグループとなり、ボールのような丸い塊をつくって転ぶように川の中に入っていきます。 3分の1は水面の上に出ますが、残り3分の2のアリたちは水中です。この時、水面上にいたアリたちは十分な空気を吸いながら、水中にいるアリたちのために必死に足を動かしボールの塊を回転させるそうです。回転し始めると水中のアリたちが水面上に、水面上にいたアリたちは水中に入っていきます。水面に出たアリたちは今度は水中にいるアリたちのために空気をいっぱい吸いながら足を動かし回転させます。この行動を繰り返しながら3,000匹でつくったアリの塊は一匹も死ぬことなく、ナイル川を渡り切るのだそうです。 もし、この時一匹でも「自分は苦しい水中に入りたくない」とか「ずっと水面にいたい」とかで足を動かさずにいると、たちまちアリの塊は崩れてしまいます。そして、その自分勝手な行動で、結局全てのアリは川に流されて死んでしまうことになります。そうならないように、アリたちは我慢するするところはお互いに我慢し合い、全てのアリが川を渡れるように頑張るのです。 ここから始まるみなさんのクラスも、このアリたちの行動を見習う場面がたくさんあると思います。自分勝手な行動をせず自分を抑える「自制心」や、しんどいことや嫌な事でも「我慢」して合わせていかなければならないこともあるということです。お互いがそういう気持ちを持って協力していけば素晴らしいクラスになります。 自分だけが、自分たちの仲間だけが100%楽しいということは、その陰に楽しくない人が必ずいるということをいつも考えて、授業に行事に活動に取り組んでください。そのためにも各自が【自分と向き合うこと・自分を高めていく努力をすること・周りの人と繋がること】を考える一年にしてください。 みんなが楽しく有意義に過せる集団生活のルールは「80%の楽しさと20%の我慢」です。もう一度言います。「80%の楽しさと20%の我慢」これを心に留め、この一年のみなさんの成長を期待します。 4/10(月)着任式
始業式に先立ち、今年度新たに着任された教職員の方々を校長先生から紹介していただきました。6名が着任されました。みんなで長吉中学校を盛り上げていきましょう。
4月の花
元気アップコーディネーターの松尾さんに玄関と校長室に花を生けていただきました。花はユリ樹、なでしこ、オンシジュームです。いつもありがとうございます。
4/5(水)入学式
入学式の続きです。
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