7/10(月)全校集会

 定例の全校集会を行いました。校長先生の講話を紹介します。

 おはようございます。
 先週末に近くのよく行っていたお寿司屋さんで、数ヶ月ぶりに外食した時の話です。テーブルについて緑茶をつくるためコップに湯を注いだのですが、その湯温がいつもよりあまりにも温かったので、いつもの熱いお茶を飲みたい私は店員さんを呼んで「いつもよりぬるいお湯をもうちょっと熱くならないのか?」とお願いしました。店員さんは「全てのテーブル席の湯温はこれになっています、どうにもできません」とのこと。熱い茶が飲みたかった私は残念に思っていました。ところが、暫くして店員さんが熱湯を注いだコップを持ってきて「これをどうぞ、また必要な時はおっしゃってくださいね」と対応してくれました。私の熱いお茶が飲みたいとその表情を読んでお店のマニュアルにはなかったと思いますが、店員さんが機転を効かせて対応してくれたことに嬉しく感じました。
 また、以前新聞の投稿にこんな記事が載っていました。60歳代のあるお父さんが書いたものです。
 【あれから25年も経つでしょうか。当時、15歳の息子が難病で、辛い入院治療の日々を過ごしていました。体調が良い時は好きな物を食べる事が出来るので、その日は息子の希望で有名チェーン店のハンバーガーを買いに行ったのです。店に着いたのは、昼にはまだ早い時間。朝のメニューしか無く、息子の希望していたハンバーガーは注文出来ませんでした。息子の食べたいハンバーガーは買えず......がっかりしていたら、高校生のアルバイト女性店員に「どうしましたか?」と尋ねられました。私は入院している息子が、こんな種類のハンバーガーを食べたがっているのだと答えました。すると彼女は、父親に「少しお待ちくだい」と言って店の奥に入って行きました。しばらくすると、ハンバーガーの入った袋を差し出し「これを息子さんにどうぞ」と小さい声で言った後、いつもの元気な声で「お勘定は〇〇円です」そして、勘定を済まし店を出る時には大きな声で「お大事に」と声を掛けてくれました。店にいた他のお客さんはびっくりしたと思いす。私も、このような有名チェーン店ではマニュアル通りの対応しかないと思っていたので驚きでした。戻って息子にハンバーガーの袋を渡すと、息子は美味しそうにハンバーガーを食べていました。そして、「こんなもの、入ってるよ」と見てみると、中には「早く元気になって下さいね」と書かれた、メッセージカードがありました。その10日後、息子は亡くなりましたが、このことは今でも忘れる事が出来ません。】
 こんな内容の投稿でした。
 この投稿に書かれている店員の高校生が、父親の表情の変化に気づき規則違反かもしれないけど、すぐに朝のメニューにはないハンバーガーを作り渡したこと。店長が物分かりの悪い人ならどうなっていたかわかりませんが、この高校生の機転の利く行動は決して間違っていないと思います。
 わたしが経験した最初の寿司屋での店員の対応、そしてハンバーガー店での店員、二人が偉いのは「どうしよう、困った」顔、表情を見逃さなかったところだと思います。みなさんはこのような場面に出会った時に、相手の表情を読み取り機転を利かすことはできますか。以前にも話しをした気配を感じ気を配る、『気配➕リ』と共通することですが、人間の中で最も大切な能力の一つが「気づき」です。そしてさらに大切なことは気づいたらすぐに行動に移す勇気ではないかと思います。学校生活、地域で、もちろん家族など人と繋がる場面において『気づきの心』をさらに磨いていって欲しいと思い話をしました。

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7/7(金)平和学習・2年

 平和学習・2年の続きです。
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7/7(金)平和学習・2年

 平和学習として2年生では大阪大空襲を学習しました。教材として映像も使いながら大阪の戦争の歴史を学びました。

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7/7(金)ティーンズヘルスセミナー・3年

 ティーンズヘルスセミナー・3年の続きです。
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7/7(金)ティーンズヘルスセミナー・3年

 ティーンズヘルスセミナー・3年の続きです。
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