今年も学校司書の川田先生に全校読み聞かせをしていただきました。本川小学校の元校長先生の奥原珠喜先生が本川小学校の当時6年生だった居守清子さんの体験手記をもとに絵本にされた「本川をつたえて 爆心地350mで被爆した小学6年生の女の子」です。居守清子さんは、本川小学校の児童でたった一人生き残った方です。父、母、弟を原爆でなくし、その上子ども時代は被爆したことでいじめられ、辛い時代を過ごした清子さんですが、全てを受け入れてくれるご主人に出会いました。しかし、そこからは病気の連続でした。でも、自分が生かされたことは、体験したことを伝えていくことだと考え、清子さんは、子どもたちに語り続け、82才の生涯を終えました。このお話を通して「知ること」「伝えること」「まわりの人に優しくすること」を中野小学校のみんなで頑張っていきたいと思います。読み聞かせのあと
、たてわり班で協力して鶴を折りました。この鶴は、6年生が、修学旅行に持っていき奉納してくれることになっています。10月まで心を込めてみんなで折っていく予定です。