すてきな大人のチーム!昨日の夏季研修後の大人の感想より、 ○子どもたちが安心して楽しく通える学校にできるように、自分の想いを持ちつつ伝えながら自分自身も楽しくしたい。 ○三角ロジックやメモ、全員が発表しやすい場づくりなど取り入れていきたい。 ○U字型(コの字型)で授業をやっていこうと思う。 ○話せる雰囲気、だれかを笑わない雰囲気規律を考えねばと思いました。 ○相互に認められる、認める安心感がありました。 ○否定されるのではなく、自分の考えを自由に発表できる場があるというのは学級経営においてすばらしいなあと思いました。 ○自分の意見とは異なる人の気持ちを想像して発表することで、相互承認の気持ちが高まるなあと思いました。 ○温かい学校を作っていきたいです。 ○あったかいクラスをつくりたいなと思いました。 こうしたチーム長原のみなさんとともに、子どもと向き合えることをとても幸せに思います。温かい、ほっこりした、自他ともに受容できる学校が「子どもも大人もいきいきしている学校」です。そんな学校をみんなでつくりましょう! 相手を振り向かせるために!テレビCMのディレクター浜崎慎治著「共感スイッチ」(中央公論新社)より、 どんなCMだろうと、必ず「初めて」見てもらう瞬間があります。それは、見てくれた人に「初めまして」と挨拶をするような瞬間だと思っています。 「私、こういう者です」 名刺を出して、初対面の挨拶。言わずもがな、これはとても大事な場面です。相手に失礼な印象を与えて嫌われるわけにはいかない。でも相手の記憶に少しでも残りたい。 だからこそ、新しいCMができたらなるべく周囲の人に見てもらい、最初に生まれた感想を大事にしています。そこには、必ず新しい発見が含まれているからです。そして、その意見を検証することで、独りよがりな表現に陥ることも防げます。 あくまで僕の考えですが、新しいCM制作にかかわる際には、基本的に「誰も見てくれない」「誰も関心がない」という状況を想定します。 これは、失礼を承知で言えば、夏休み明けの小学校の朝礼で行われる校長先生の話のようなもの。 友達同士で夏休みの思い出を、わかちあいたいのに、「えー、夏休みボケを早く直し、勉学に勤しむように」といった内容の話が長々と続く。生徒の心境としては「早く終わらないかなあ」と感じているだけで、心そこにあらず、というのが正直なところだと思います。 それでも聞いてもらうべく、校長先生は自分の経験や生徒たちが関心のありそうな物事、ときにはギャグをちりばめたりしながら話を進め、必死に生徒たちを振り向かせようとするわけですが、でもはなから聞こうとしない相手に、話の内容だけで勝負しようとすると、これはなかなか難しい。 であれは、どうするか? たとえば校長先生が、いつものスーツ姿ではなく、パジャマのまま、寝ぼけた姿で出てきたらどうでしょう。夏休みボケを早く直さないと大変、というメッセージが鮮明に伝わると共に、パジャマが強い「記号」となって、生徒の目に留まるはずです。 それで「あれ?」と思わせて、注意をひけたら大成功。そこから話の内容も少しは聞いてもらえるかもしれません。 「話はよくわからなかったけど、パジャマで学校はないよね」と記憶にのこれば、夏休み明けの最初のステップとしては合格ではないでしょうか。 僕が作るCMも、これと同じ考えです。 CMは「一方的に流れてくるもの」という印象も強いし、異なるメディア同士での時間の奪い合いとなった今、「できれば飛ばしたい」とも思われかねない立場に置かれていると思います。まして、初めて放送されるCMの場合、誰も関心をもちようがありません。 そういう気持ちで作っているからこそ、相手を振り向かせるためにはどうすればいいのか、必死に考えています。 私は人前で話す時、「誰もちゃんと聞いてないし、覚えてないよ」と開き直ることで、自身の緊張感を解くようにしていることがあります。一方で、相手に話す内容を伝えるときには、相手の心にどう響かせるかを著者同様に必死に考えているつもりでいますが・・・・・確かに校長の長い話は嫌われますよね!気をつけたいと思います。 なーんだ?みなさん!元気ですか? 昨日も駅近くで、何人かの子どもたちと会いました!みんなよく日焼けして、元気そうでしたね。もうすぐ始まりますね!待ってますよ! では36日目の問題です! 「底がないのに、どんどんつみ重ねて使う箱ってなーんだ?」 わかったかな? 答えは明日ね! あったかい!埼玉県から講師先生をお招きして、本校の教員と自主参加(市内外から23名)のみなさんで学びを深めました! テーマは「意見をつなぐ学び合い」です。理論と実践の「一粒で二度美味しい」(今の子どもは知りませんね?)内容! 講師先生の優しいお人柄が滲み出ていて、「すべての子どもに温かく接すること」、「すべての子どもの想いを見逃さないこと」など、教科指導の枠を越えた、人として大切にしなければいけないことを教えていただきました。 いじめや不登校が増え続けている今、学校は授業を通して、それらのない、あったかい学校をつくっていかなければなりません。 本研修において、教員一人ひとりが「自分も人も大切にする力」を高めて、目の前の子どもたちに寄り添い、子どもたちから学ぶ大人のチームにより成長していきたいと思います。 講師先生には遠方から、私たちとともに学んでいただき、感謝申しあげます。 自走するために!昨日の甲子園!見事に優勝した慶応の監督である森林貴彦さんの著書、 「Thinking Baseball」(東洋館出版)より、 『選手同士で意見を戦わせることも、私自身はとてもいいことだと思っています。お互いが意見を出し合い、それを聞いていた周囲の選手からも意見が出て、さらに議論が深まっていく。そこまで行けば大成功で、そうなると監督である私の出る幕はありません。その上で約束事や共通認識が増えていくことが、本当の意味でのチームの成長と言えます。』 森林監督の『高校野球を変えたい』この想いが見事に形として結実したのが、今回の日本一だと思います。 この文節を読んで、心打たれました。まさに「自分で考える」ことの意味や大切さを痛感しました。社会に出て生きる子どもたちにとって必要な力のひとつが、この目に見えない力(=非認知能力)です。本校のめざす子どもの3つの力も同様の力です。そして、大人のチームにとっても、この力を高め合うことで「自走する組織」をつくることができ、働きがいや生きがいにつながると思います。 みなさん!イキイキしてますか? |
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