学校司書 門野さんより
こんにちは。
学校司書の門野です。 本日、図書館開館しています。 よく、「怖い本はありますか。」と聞かれます。 私自身は、怖い話が苦手で、実はあまり読みません。だから、おすすめするのは、表紙に「怖い」とか「怪談」と書いてある本だったり、恐ろしそうな絵や写真ののっている本だったりします。そして、怖い本が好きな人から評判を聞いたり、書評だけ読んで又聞き情報で、案内したりします。 そんな中、今日ご紹介するのは、金原瑞人編訳『八月の暑さのなかで-ホラー短編集-』(岩波書店)です。英語圏の色々な作家のホラーの短編を集めた本です。ゾッとする話が入っているのですけれど、血なまぐさいのが入っていないので、私にも読めます。だからといって、怖さが薄いというわけではなく、読み終わると、ギャー嫌だ!怖いじゃないの!!という話が入っています。また、えっ、それもホラー?おもしろい。私でも大丈夫。というのも入っています。ほんとに色々なバリエーションの怖い話が入っているので、気に入った話があったら、その作家さんの本を読んでみるという怖い本の案内の本にもなっていると思います。 このホラー短編集は、シリーズで出ていて、第三弾が平岡敦編訳『最初の舞踏会-ホラー短編集3-』(岩波書店)です。 こちらは、フランスもののホラーです。英語圏の物語とはまた違った雰囲気のホラー短編集です。 授業風景 11/7
3年2組の社会、2年1組の英語、1年5組の英語の授業の様子です。昨夜の雨の影響で、グランドには大きな水たまりができています。
授業風景 11/6
1年1組の英語、1年3組の理科、1年4組の数学の授業の様子です。校内全体で、インフルエンザなど、体調不良の生徒が増えています。
3連休前の授業風景
1年1組2組の女子保健、1年4組の理科、2年3組の音楽です
学校司書 門野さんより
こんにちは。
学校司書の門野です。 本日、図書館開館しています。 今日、ご紹介する本は『バットフィッシュ 世界一のなぞカワくん─ガラパゴスの秘魚』(さくら舎)です。バットフィッシュとはガラパゴスに住むアンコウの仲間の魚なんだそうです。著者のバットフィッシャーアキコさんは、高校3年生の時にたまたま手に取った一冊の本にのっていたバットフィッシュに一目惚れをしたそうです。そして、バットフィッシュに会うために、ガラパゴス諸島の公用語であるスペイン語を学ぶことにします。また、海底にいるバットフィッシュに会うために泳げないのにダイビングライセンスを取得します。そのまま突き進み、バットフィッシュの研究者になっていきます。好きの力はすごいです。全編バットフィッシュへの愛があふれている本です。極めつきは巻末資料としてアキコさんが出会った全バットフィッシュ55匹の記録記事が載っていることです。 そして、次に紹介したいのは、三浦しをん著『ふむふむ 教えてお仕事』(新潮文庫)です。三浦さんが16人の女性にお仕事のことについてインタビューしていきます。靴職人、お土産屋、動物園飼育係、フィギュア企画開発、漫画アシスタント、フラワーデザイナーなどなど。どの人もお仕事に愛をもっていることが感じられます。三浦さんの話の聞き出し方がまた楽しくて、読みながらつい笑ってしまうので、電車の中で読むのは注意が必要な本です。 三浦しをんさんは、お仕事小説をよく書かれています。そちらも、ぜひ。 |