6/20 研究授業大領小学校では、「ともに学び、ともに考え、表現できる子 〜家庭科を柱とした、持続可能な社会の実現に向けて〜」というテーマで研究を進めており、今回は4年生の総合的な学習、題材名は「未来を守ろう大作戦」で研究授業を行いました。社会科で学習したことを基に、現状上の問題を見つけ、その解決方法をグループで調べ、話し合いながら解決方法を考えていく学習です。そして、これから自分にもできることを考え、それがSDGsの達成目標にもつながっていくことを学びます。 令和5年度の研究について
出合い、つながり、深まり 〜歌唱共通教材から広がる音楽〜
現行の学習指導要領では、学んだことを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力や人間性の涵養と、生きて働く知識や技能の習得、思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。 音楽科では、表現及び鑑賞の活動を通して、音楽的な見方や考え方を働かせ、生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質・能力を育成することを目指しています。 このような音楽科の学習で育成する資質・能力を明確にし、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を推進していくために、音楽科での学びを通して、生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わり、自分の生活をより豊かで楽しいものにできる子どもを育てたい子ども像として、研究を進めます。 【主体的・対話的で深い学びの視点に立った授業づくり】 「知識及び技能」の習得、「思考力、判断力、表現力等」の育成「学びに向かう力、人間性等」の涵養が相互に行き交う授業を構築します。具体的には、子どもたちが学びを深めるために、友達の表現や意見を参考にしたり、新たな知識や技能を習得したりして、音楽を再構築していく等の姿が見られる授業を実践します。 【学習評価の充実】 ルーブリックの作成等を実施することで子どもと目標を共有し、子どもの学びを通して、授業を評価していきます。 【生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わる資質能力の育成】 音楽科での学び(理解したり考えたりしたこと、表現したこと、交流したり共感したこと)が自分の生活や自分たちを取り巻く社会とどのように関わり、また、どのような意味があるのかについて意識できるようにし、音楽科で学んでいること、学んだことを自覚できるようにします。そのことにより、生活や社会の中の音や音楽と豊かに関わり、心豊かな生活を営むことができるようにします。 音楽部 令和5年度部長 大阪市立玉造小学校校長 豊岡 真実 第1回 社会部全体会・学年部会2
全体会の後、所属学年に分かれて学年部会を行いました。1回目の部会ということで、緊張感をほぐし、委員同士がうち解け合うことを目的に社会科に関連したアイスブレイクを行いました。どの学年も和やかな雰囲気で、歓声があちらこちらからわき起こりました。この和みが連帯感や所属感の高まりに繋がることを願います。
第1回 社会部全体会・学年部会1
5月25日、大阪産業創造館にて、第1回社会部全体会が開催されました。今年度の全体会は、原則として、より多くの研究委員が参集しやすいように、大阪市の中心に位置し交通の便が良い大阪産業創造館で行います。
第1回全体会では、新部長の挨拶の後、大阪社会科教育研究会堀江会長先生はじめ、顧問並びにOBの先生方から激励のお言葉がありました。続いて、今年度の研究組織や理論の概要等について発表が行われました。 定員54名の会議室が全て埋め尽くされるほど、多くの研究委員が参集し、盛会のうちに全体会を終えることができました。 市社研 社会部部長 あいさつ
私たち市社研の正式名称は、「大阪市小学校教育研究会社会部」といいます。市社研は、1947年の発足から75年以上続く伝統ある社会科研究団体です。現在、3年から6年まで4つの学年部会に分かれ、教育課程、指導法、評価などを中心に社会科学習の実践的研究に取り組んでいます。
ロシアによるウクライナ侵攻、気候変動、感染症等のパンデミック、自然災害、貧困と格差など、今、世界は、数々の大きな課題に直面しています。このような時だからこそ、現代社会を主たる教材とする社会科学習の大切さを改めて感じています。予測不可能な未来社会を、社会の一員として自分たちにできることは何かを問い続け、課題解決に向け主体的に生き抜く子ども達の育成を目指し、日々研究を重ね、社会科学習の充実に取り組んでいます。 市社研の研究活動を通じて、本市の社会科授業が子どもたちにとってより魅力的で有意義なものとなることを願っております。 大阪市小学校教育研究会社会部部長 廣岡 浩(喜連北小学校) |