こんにちは。
学校司書の門野です。
今日、ご紹介するのは、『10代からのメンタルケア「みんなと違う」自分を大切にする方法』（KADOKAWA）です。
誰にでも、うまくいかないことがあると思います。それは友だち関係だったり、勉強のことだったり、生活態度のことだったり。この本では、まず自分のタイプを知ることから始めようと書かれています。そして、「君は変われる」とむやみに励ましたいわけじゃない。だからといって、「そのままの君でいい」と言いたいわけでもないと書かれています。「あなたは変わることも、変わらないことも選べます。」と著者はいいます。自分を大切にしながら、まわりとも無理なくつきあっていく手がかりになりそうなことが書かれています。
例えば、「第三章　悩み09 　　　　親や先生に片付けなさいと言われる」では、片付け方を教わったら一度は試してみてもいいけれど、言われたとおりにやってもうまくいかなかったらそれは合わなかったと考えましょうとのこと。そして、解決方法の一つとして、自分なりのやり方で大きな箱にまとめて片付けるのでもいいということが示されています。
ここを読んで、私は、そうだ！私に合う片付け方がまだ見つかってないだけなんだと、安心しました。いや、安心していいのかな。この年になってもまだ片付けるのが下手なんて良くない見本ですね。でも、諦めてはいないんです。いつか、誰かが急に訪ねてきてもどうぞお上がりくださいといつでも言えるような家にしたいという思いはずっと持っています。
いえ、私の話はおいといて、他にも、「友だち関係でモヤモヤする」「部活でみんなのようにがんばれない」「一人が楽なのに心配されてしまう」など色々なケースについて、書かれています。
この本の他にも、悩み解決についての本が何冊も図書室にはあります。
この本は合わなくてもあの本なら合うなということもあります。
本を読んだからといってお悩み解決にすぐに繋がるわけではないのかもしれないのですが、色々試してみるのもありだと思うのです。

今日は午後から教員の研修会のため４限で下校します。

吹奏楽部の代表４名に、賞状とトロフィーが授与されました

体育館で後期の生徒会役員、各委員の認証式を行いました

ラグビー部と野球部です。グランドに元気な生徒の声が戻ってきました。