11/6(月)全校集会
定例の全校集会を行いました。校長先生の講話を紹介します。
おはようございます。 この3連休はゆっくりできましたか? 11月は霜月(霜が降りる月)といいます。また8日(水)は、暦の上では「立冬」、冬が立つと書きます。しかしながら、先週は気温が25度近くにもなり汗ばむほどで、どこが霜月か立冬かというようなお天気でしたが、今週から気温も下がってくるようです。風邪・インフルエンザ等に注意し、体調管理に努めてください。 先週、私は出張で東大阪市のある中学校の研究会に出席しました。講演を聴かせていただいたり、5,6時間目は全学年の授業を参観させてもらいました。これからの長吉中学校が目指していくヒントを、私なりに考えさせてもらった一日となりました。 授業の中で驚いたことがありました。2年生の社会科の授業で、なんと生徒が4名で授業をするのです。50分の授業の中で先生が話をされたのは途中の1分ほどで、あとは始まり、授業の指示、まとめ、終わりの挨拶まで生徒4名が進めました。この生徒たちは、グループ学習でタブレットを使いながら 、それぞれの班に要所要所で介入して話し合いをコントロールしながら、最終的に上手くまとまるように進めていました。この形の授業を年間9回もすると聞いて、大変驚きました。もちろん、生徒が授業をするための準備には相当の時間をかけているだろうし、かつ先生の手助け・指導もあったと思いますが、授業をしていた生徒たちは、事前に教える内容の理解とそれに関わるたくさんの情報・知識を得て「余裕」を持ってやっていたように思います。深く感心した次第でした。 そこで今日は、「余裕」について話をします。みなさんは、「余裕」とはどのようなものだと思いますか? ちょっと想像してみてください。 30階建ての高いビルの屋上から隣の30階建てのビルの屋上まで幅50cmの板をかけたとします。その板をみなさんは渡ることができますか? 50cmといえば人ひとり分の幅ちょうどで、おそらく怖くて渡れないでしょう。では、今度は幅10mの板をかけ、その板の真ん中に50cm幅の線を引き、その間を歩けと言われたらどうですか? これなら歩けそうですね。どちらも同じ50cm幅なのに、50cmきっちりの板は渡れないけど,幅10mの真ん中の50cm幅は渡れる。渡る幅は同じでも、一方には9m 50cmの板が横に余っている…実はこれが「余裕」というものなのです。 勉強に置き換えてみましょう。例えば、数学の公式は実際の生活に使わないかもしれません。歴史を勉強しても、過去のことが将来なんの役に立つんだろうと思うこともあるでしょう。でもこれらは、すぐに使える場面がなくても、今の生活に直接役に立たないようでも、一生懸命学ぶことでみなさん自身の「教養」として身についていきます。いろいろな事を勉強して身につけた知識や技術などの「教養」、さらに、ここに失敗を含めたさまざまな「経験」が加わり、これらはすべて9m50cmの板と同じで、みなさんの「余裕」となり人間の幅をひろげてくれるのだと思います。この「余裕」があれば、将来みなさんが大人になったとき、何の仕事に就いたとしても、物事をいろいろな角度から考え検討し、素晴らしいアイデアで突破していけるのではないかと期待します。今は、学んだ事や経験した事で無駄だなあと感じる時があるかもしれませんが,何一つそうではありません。みなさんが学ぶ事,経験・体験する事での成功や失敗すべてがみなさんの余裕の幅を広げるものものとなるのです。コツコツと努力を続けて大きな「余裕」を身につけられるよう頑張ってください。 11/2(木)1年進路学習・6限目
1年生は進路学習の1回目として1月10日に実施予定のチャレンジテストについて学習しました。1学期に配布されたリーフレットをもとに日々の学習やテストの大切さを理解しました。今後、進路学習として11月21日のSPトランプを行い、自分の性格を理解できるように取り組んでいきます。
11/2(木)掲示物
下足室にある掲示板に後期生徒委員の意気込みが掲示されています。新しい目標を設定し、頑張ろうとする意欲が感じられます。
11/2(木)3年第3回実力テスト
3年生は第3回実力テストを実施しました。文化発表会も終わり、進路に向かって取り組んでいく時期になりました。目の前の問題に集中しもてる力を十分に発揮しましょう。頑張れ、長中生!
11/2(木)授業の様子・3限目
1組2組国語の続きです。
|