３年生は聴導犬体験の際に、耳の不自由な方々は相手の口の形を見て何を言っているのかを読み取っていること、それだけでなく、コミュニケーションの手段として手話も使っていることなどをお話していただき、手話の方法を教えていただきました。それから一生懸命に練習をして、今回、とても上手な手話を歌と一緒に発表していました。

　３年生の発表は、「福祉って何だろう」です。「３年生は国語科でパラリンピックについて、総合的な学習の時間で車いす体験と聴導犬体験をしました。学習を通して学んだことや、自分たちで考えたことを発表します。」

　１年生の発表は、生活科「かいへい　いまむかし　たんけんたい」、音楽劇「スイミー」です。「開平小学校には、昔から伝わる物がいっぱいあります。みんなで調べたことを発表します。」
　１年生は、本校に今も残る昔の人から受け継がれてきたものを調べるために、愛日文庫や記念室、開平ホールなど、校舎のあらゆる場所をめぐって学習していました。また、愛日小学校の跡地にも行きました。調べてわかったこを自信をもって、大きな声で発表していました。１年生のこれまでのがんばりや成長がとても伝わる発表でした。

　本日、令和５年度学習発表会を開催しました。昨日との気温差がマイナス５度という本当に寒い中、たくさんの保護者の皆様にご来校いただき、児童が学習発表会に向けてこれまでがんばってきたことをご覧いただきました。各学年の発表の様子を紹介します。

　西校舎の３階に４年生の図画工作の作品が掲示されています。４年生は『ステンドグラス』に取り組みました。最初に下書きをしますが、そのデザインは何か見本があったわけではなく、児童それぞれが考えて描きました。カーボン紙を使ってステンドグラス用の台紙に写し、その後、絵の線を油性ペンを使って太くしました。カッターナイフで輪郭を切る時に、切り落としてしまわないようにするためです。ここまででも、様々な部分に注意をして、見直しながら取り組んだので、とても時間がかかりました。４年生の作品を見ていると、一つ一つの段階をていねいに仕上げてきた児童の根気やがんばりがとても伝わってきます。