今日の給食(10.18 大学いも)大学いもは、油で揚げたさつまいもに蜜をかけた料理です。給食では、さつまいもが旬のこの時期に献立に取り入れています。 なぜ、「大学いも」というのか…いろいろな説があるようですが、大正から昭和の時代にお金のない大学生でも気軽におなかを満たすことができる食べものとして人気があったから、名付けられたとされています。売っていた店は東大の赤門前にあったという説が有力なようです。 元々は中国料理の点心の一つで、今でもメニューに入れている中国料理店も多くあります。 「大学いもと黄桃とどちらもデザートっぽいけど、どっちを先に食べるのがよいのか?」と考えている3年生がいることを学年の先生から聞きました。ホント!悩みますよね〜。 残さずおいしくいただきます 〜1年〜今日の給食(10.17 牛ひじきそぼろ)
今日の献立は「ご飯、さごしのみぞれかけ、みそ汁、牛ひじきそぼろ、牛乳」でした。
ひじきは、私たちの食生活に不足しがちな食物繊維やカルシウムを多く含み、古くから食べられてきた食材の一つです。以前の給食では「おふくろの味」的な和風の煮ものにだけ使うことが多く、残食の多いおかずになりつつありました。 「これではあかん!子どもたちが喜んで食べてくれるにはどうしたらいいんやろ?」市の献立を考える会議で、ある栄養教諭の先生が考えたのがこの「牛ひじきそぼろ」です。子どもたちの好きな肉とさっぱりとした香りの青じそをアクセントに使うことで、ひじきはちょっとおしゃれなおかずに変身しました。 給食の献立に登場してからは、一躍、人気のおかずとなり、「家でも作ってみたい」という声まで聞かれるようになりました。ご飯にのせて食べるといくらでも食べることができそうな一品ですね。 サッカーボールをいただきました今日の給食(10.13 みかん)今日のデザートは今シーズン初登場のみかんです。みかんとは皮をむきやすい小型のミカン科柑橘類のことを呼んでいます。正式には「温州(うんしゅう)みかん」と言います。 遣唐使が中国のみかん産地「温州」から持ち帰ったという説もあったようですが、近年の遺伝子研究で、鹿児島県が発祥という説が有力になっているようです。 みかんは温暖な地域で栽培される果物で、令和4年度の農林水産省のデータによると、収穫量1位が和歌山県、2位が愛媛県、3位が静岡県、4位が熊本県、5位が長崎県と、この5県で全国生産量の7割を占めています。今日の給食は、熊本県で収穫されたものでした。 みかんは冬が旬の果物です。11月までに収穫する皮にまだ緑の部分が残る「早生みかん」は、爽やかな酸味が味わえます。その後、甘さが増して、給食では12月まで温州みかんを使います。2月以降はいよかんやデコポンなどの柑橘類を楽しんでいく予定です。 |