４年生は、体育の時間に高跳びの記録会を行いました。誰かと比べるのではなく、自分の目標の高さに何cm近づけたか、何cm越えることができたかを計測し、得点をつけます。記録会本番までは、何度も練習を繰り返していました。助走の距離やスピード、足のあげ方をイメージして実際に跳んでみる、友達が跳んでいる姿を見て参考にするなど、どの児童もとても真剣でした。いよいよ本番です。スタンドの横に立って高さを調節する人、体が触れずに跳ぶことができたかを見る人など、グループで協力して行っていました。「〇〇cmを跳べるかどうかわからない。」と言っていた児童も、目標の高さを跳ぶことができて友達から歓声があがったり、自分でも大喜びしてガッツポーズがでたりして、本校の体育館がまるで陸上の競技会場のような雰囲気になっていました。４年生の何事にも真剣に取り組む姿や友達を応援する姿がとてもすばらしい記録会でした。

　出来上がるまでは、「本当に凍るの？」「４５分の授業時間中にシャーベットが食べられるの？」とほとんどの児童が半信半疑でした。５分経ってからビニール袋を見てみると、ハーブティーが凍ってかたまりになっていたので、「わー！！本当に凍ってる！！」という声が上がっていました。シャーベットが溶けないうちにすぐにカップに盛り付けて、普段あまり食べる機会がないハーブ味のシャーベットとはどんな味なんだろうと、一口ずつ味わって食べていました。栽培したものを調理して食べる活動、理科の実験のような氷と塩の不思議な反応など、楽しい経験ができました。クラブ活動中は、開援隊のクラブ活動班の方々にもご協力いただきました。ありがとうございました。

　木曜日の６時間目にクラブ活動がありました。手作りクラフトクラブでは、ハーブのシャーベットの調理実習を行いました。ハーブは、開援隊の園芸班の方々が栽培してくださっているものです。数種類のハーブをお茶用パックに入れて煮出し、よく冷ましたものをビニール袋に入れます。保存袋の中に氷と塩を入れ、ビニール袋に入ったハーブティーをセットします。それを５分以上振り続けます。班の中で１人１分ずつなどと決めて、声を出して数えたり、時計を見たりしながら交代で振っていました。

　木曜日、久しぶりに体育館で全校児童による音楽朝会がありました。最初に、『レッツゴー！あしたへ』を合唱しました。音楽朝会が延期になっていた間に、各学級で練習を積み重ねてきた成果がすばらしく発揮され、元気な歌声が響き渡っていました。
　次に、今年度の音楽朝会６曲目となる『マイ　バラード』を合唱しました。担当の先生から「ゆったりとした曲だけど、力強さもある。」という説明がありました。１曲の中で、語りかけるように、リズムに乗って、広がりをもって、意志をもってなど、歌い方が次々に変わるので難しい印象でしたが、児童はとても上手に歌い方や気持ちの込め方を考えて歌っていました。３連符のリズムが続いて『マイ　バラード』の中で一番盛り上がるフレーズを歌う時は、特に声が大きくなり、自信をもって歌っていました。６曲目のこの曲もとても気に入って、気持ちよく歌っているということが伝わってきました。本校でおなじみとなった、教室に戻る際も引き続き口ずさんでいる児童の姿ですが、今回もやはり見ることができました。

　４年生は、理科で「とじこめた空気や水」について学習しています。空気や水をとじこめて力を加えると、空気と水ではどのような違いがあるのかを考えます。前時までに注射器に空気や水を入れて押し、手ごたえを比べています。「空気をとじこめた方は、中の空気が小さくなったような感じがした。空気を押すことができた。」「水をとじこめた方は、中の水が小さくなったような感じはしなかった。水を押すことはできなかった。」など、空気と水の性質の違いを考えることができていました。今日は、空気でっぽうや水でっぽうの実験を運動場で行い、筒の中に入れた玉や水の飛ぶ様子、手ごたえなどを調べました。どのようにすれば勢いよく玉や水が飛び出すのか、児童は様々な方法を考え、実際に試していました。