グランドに元気な声が戻ってきました
サッカー部とラグビー部の練習風景です
3学期始業式
男女バスケ部と吹奏楽部の表彰が行われました
2学期終業式
終業式にて、税の作文の賞状伝達が行われました
1月行事予定
1月行事予定←こちらでご確認ください
学校司書 門野さんより
こんにちは。
学校司書の門野です。 本日、冬休み前の開館最終日です。 みなさんのお家はクリスマスの飾りつけをしているでしょうか?私のうちはクリスマス感はゼロです。子どもが小さかったときはツリーを飾ったこともありましたけれど、もう誰も喜びもしないし飾るのも片付けるのも面倒だからです。 さて、私がクリスマスのお話といえば思い出すのは、アンデルセンの『マッチ売りの少女』(偕成社)です。 しかし、大人になって『マッチ売りの少女』を読み返したときに私は驚きました。なぜなら、このお話はクリスマスの日のお話だと思っていたのに、そうではなかったからです。大晦日のお話だったのです。女の子がマッチをすって思い描いた幻のひとつがクリスマスツリーの場面だったのです。 私はこのお話を読むと子どものときはただ悲しいお話だなあと思っていたのに、今は気持ちがざわざわします。それなのにまた読みます。何回読んでも物語の結末は変わらないのに。 アンデルセンの『人魚姫』(偕成社)を読んでも気持ちがざわざわします。最後にあわになって消えるってどういうことよ。それはどうなのよ。どこかに逆転できる箇所がないのかと思いながら読み返します。 『赤い靴』(偕成社)はもはやホラーですよね。 たぶん、私はアンデルセン童話は好きではありません。 それなのに何回も読み返します。詩人でもあるアンデルセンの簡潔な言葉に惹かれるのかもしれません。 アンデルセン童話をみなさんも今、読んでみてください。 図書室には何冊かアンデルセンの本があります。 たぶん、子どものときに、聞いたり読んだりしたのとは違う印象を受けると思います。 自分がどんな感じを受けるようになっているか試してみませんか? また、知らないアンデルセン童話を読んでみませんか?『あなたの知らないアンデルセン 母親』(評論社)という本には「モミの木」というお話があります。あるモミの木が主人公のお話です。 |