令和5年度 第1回文楽研修会文楽は、大阪で生まれ、世界に誇れる伝統芸能の一つである、300年以上の歴史を持つ「人形浄瑠璃」です。国の重要無形文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。 大阪市立中学校の音楽科では文楽の学習を、郷土の伝統音楽・伝統芸能ととらえ指導にあたっています。 今年、11月10日(金)に大阪市立瓜破西中学校で「近畿音楽教育研究大会大阪大会」で公開授業を予定しています。 今年5月8日から、新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、アフターコロナで初の研修会・鑑賞教室になりました。国立文楽劇場の文七の首(かしら)のマスクも外され、実感がわきました。 鑑賞教室第40回 文楽鑑賞教室のプログラムは、五条橋 (ごじょうばし)、解説 文楽へようこそ、仮名手本忠臣蔵 (かなでほんちゅうしんぐら)殿中刃傷の段・塩谷判官切腹の段・城明渡しの段でした。鑑賞教室に応募して参加していた市内の中学生も、文楽の世界に引き込まれていました。おかげを持ちまして、より一層、文楽への理解が深まりました。 令和5年度 近畿音楽教育研究大会大阪大会 0次案内中学校部会では、午前中に4つの会場で公開授業・研究協議会を、午後は大阪市北区 ザ・シンフォニーホールで研究演奏(幼・小・中・高・支援)・指導講評(文科省志民教科調査官)・記念講演(世界的指揮者 西本 智実 様)等を開催いたします。 中学校の公開授業は、大阪市立大淀中学校で 沖 正樹 教諭による「歌唱」、大阪市立加美中学校で 北尾 祐子 教諭による「器楽・創作」、大阪市立瓜破西中学校 島田 靖子 教諭による「鑑賞(文楽)」、大阪市立玉津中学校 吉田 季陽子 教諭による「ICT・創作」をそれぞれの所属校で行います。 会場の案内等、詳細につきましては、6月末公開の「1次案内」8月公開予定の「2次案内」で改めてお知らせいたします。 研究大会はハイブリッド(会場での参会・オンデマンド)で開催いたします。参加者の皆様には、すべての公開授業等ならびに全体会をご覧いただけます。配信予定は冬季休業〜1月の予定です。 大会参加費・資料代は5,000円です。ご予定よろしくお願いいたします。 |