読解力を究める60読解力の育成には、「聞く」「話す」「書く」「読む」のバランスが大切です。が、本校の児童は「聞く」領域を苦手に感じている児童が多くみられることがわかりました。 そこで、本校の校内研究と並行して、児童の「聞く力」を育てる手立ての一つとして、6月19日の児童朝会から「校長講話をまとめる」ということに計画的に取り組んでいます。 10月30日の校長講話では、ヒアリングスキルサポートとして、3年生以上を対象に、後で答える2つの質問を先に確認してから話を聞くようにしました。これは、テストで物語や説明文の問題を解くときに、先に問いを確認してから読むと答えやすくなる、という手法を「聞く」ことに応用しました。 その分析結果をもとに、本日は2問目の「花がさいたり、しぼんだりするのは、どうしてでしょう」をどのように考えればよいのか、全校で考えました。 【5年】総合的読解力育成カリキュラム 教材8/8総合的読解力育成カリキュラムの追究10 本日5年生は教材「未来の大阪 町づくり研究所」の学習の最終回を迎えました。 今回のミッションは、前時に考えた「災害に対しての町づくりのくふう」の発表です。「自分の考えた未来の大阪の町づくりについて、相手に伝わるように発表しよう」というのがミッションのめあてです。 「電磁石を使う」「川の水が海に抜けるようにする」「天王寺区は木が多いので、木を守ることが2次災害を防ぐことになる」「地震に備えて町全体を棟上げすることで、揺れが和らぐ」等など、一人ひとりが根拠に基づいて自分の考えを発表したり、友だちの意見に質問をしたりして、未来の町づくりの考えを深めていきました。 【4年】総合的読解力育成カリキュラム 教材7/8総合的読解力育成カリキュラムの追究9 11月30日(木) 4年生は教材「あったらいいな、こんな祭り」の学習の7時間目を行いました。今回も平野区の小学校の教頭先生や6年生を担任されている先生が、令和6年度から始まる「総合的読解力」の学習を知るために視察に来られました。 今回のミッションは、「グループで『未来の祭り』のプレゼン資料を作ろう」。 7時間目の学習は、既習の内容から祭りについて考え、最終の8時間目の学習の発表に備えていきます。 視察に来られた先生方は、児童の学びに対する主体的な姿勢にとても感心され、児童はたくさんお褒めの言葉をいただいていました。 11月28日はどんな日
火星の日
もう過ぎてしまいましたが…11月28日が「火星の日」になったのは、1964年の11月28日に火星探査機マリナー4号が打ち上げられたことに由来するそうです。 「火星」は、地球との位置関係(距離)によって明るさが大きく変わる惑星です。だから、昨年(2022年)は、火星が地球に最接近の年だったのでよく観察できました。「火星」は、地球のすぐお隣の惑星なんですよ。そんな「火星」の豆知識。 ◆「火星」の平均気温は−63度、最高気温と最低気温はそれぞれ30度と−140度です。地球は平均約14度ですから、決して住みやすい天体とはいえませんね。 ◆「火星」の1日は、Sol(ソル)という単位を使って表します。地球の1日は24時間なのに対し、火星の場合は1Sol=約24時間39分だそうです。地球よりも1日が40分ほど長めです。さらに、1年の長さは687日で、地球とは2倍近く異なります。 ◆「火星」には、季節もあります。地球と同じように地軸を傾けながら太陽の周りを公転しているためです。楕円軌道を描くため、それぞれの季節の長さは異なります。 ◆「火星」では、ドライアイス(二酸化炭素の氷)の雲や水が氷となってできる雲が発生したり、風も吹いたりしています。また、大気はとても薄く、大気圧は地球の約1/160です。そして、その薄い大気の96%を占めるのが二酸化炭素だそうです。とても住める状況ではありませんね。 ◆「火星」は、地面も空も赤っぽい色をしています。地面の色が赤っぽいのは、酸化鉄(赤さび)を含む土や岩石におおわれているためです。 【4年】総合的読解力育成カリキュラム 教材6/8
読解力を究める57 生魂っ子262
総合的読解力育成カリキュラムの追究8 11月28日(火) 4年生は教材「あったらいいな、こんな祭り」の学習の6時間目を行いました。 この総合的読解力のカリキュラムでは、どの教材も8時間計画の内6時間までに毎回「要約」が入っています。ですので、この教材で最後の要約の学習でした。 大阪市教育センター所長の水口様や大阪市教育委員会事務局指導部部長の大西様、大阪教育センター次席指導主事の石田様がご来校くださり、児童の学びの様子を視察したり、児童にお褒めの言葉をかけてくださりました。声をかけてもらった児童は、とても嬉しそうに自信をもって質問にも答えていました。 今回のミッションは、「『未来の祭り』の案を考えよう」。 これまで学習した、昔から受けつがれている祭りや各地で行われている祭りにはどんな願(ねが)いがあり、これからも祭りを次の世代につないでいくにはどうすればよいだろうか、を基に未来の祭りについて考えてきました。最終の8時間目の学習で発表し合います。 |
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