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人として!

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令和5年12月26日(火)冬のコラム

大谷選手の言葉

「プレーする側としては、(ファンに)夢を与えようとか、元気を与えようみたいなものはまったく考えていないので。そう受け取ってもらえたらうれしいなあと思って毎日、頑張ってますし、そう受け取ってくれるのは、その人がそういう感覚を持っているからなので、そういう純粋な感覚があるなら、それはそれで素晴らしいことですし。野球をやっている子はとくにうまい選手を目標に頑張ると思うので、僕自身がやっばりそれに値するようなというか、目指されても問題ないような人間として今後、頑張っていきたいなと思ってますし、そうなるように子どもたちも応援しています。」

この中でも特に心に残った言葉は、

「僕自身がやっばりそれに値するようなというか、目指されても問題ないような人間」

です!

1人の野球選手の前に、1人の大人。
1人の大人の前に、1人の人(人間)。

公私ともに、人としてどう生きるかをぶれずに全うしている大谷選手がカッコ良すぎます!

私たち子どもとともに学ぶ教員にとっても、

1人の教員の前に、1人の大人。
1人の大人の前に、1人の人。

として、子どもから学ぶ、子どもと学ぶ、人として対等に生きる、
そんな自分であり続けたいです。

なーんだ?

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?令和5年12月25日(月)冬なぞなぞ
 みなさん!元気ですか?

では問題です!
「どんなものでも作り出すことができるたまってなーんだ?」

わかったかな?

もう待ったなしです!

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?令和5年12月25日(月)文科省発表より

2022年度に「心の病」で休職した公立学校の教員が、前年度比10・9%増の6539人と過去最多を更新したことが22日、文部科学省の「人事行政状況調査」で明らかになった。全教員に占める割合も0・71%で過去最高。教員不足が深刻化する中、精神疾患による病気休暇が目立っている若手教員の支援や、復職対策が求められている。(中略)
 調査では、原則90日を超えて休職者となる前段の「1カ月以上の病気休暇取得者」も調べており、精神疾患が理由で1カ月以上休んだ教員(休職を含む)は前年度比11・4%増の計1万2192人。年代別でみると、20代の2・02%(3096人)が最も多く、20代教員の50人に1人が1カ月以上休んだ計算になる。
 文科省は「教員不足により、いわゆる『できる教員』に仕事が集中する一方で、相談相手の中堅教員が不足しているなど複合的な要因がある」と分析。(中略)
 学校では、育休や産休で年度途中に休む教員の代わりとなる臨時教員が見つからない「教員不足」が問題化している。精神疾患による休職対策も急務になる中、若手教員へのサポートを強化する自治体もある。
 山形県教育委員会は23年度、新卒で採用した小学校教員に、負担が大きい学級担任を持たせない取り組みを始めた。副担任や教科担任にすることで持ちコマ数を週17コマ程度(公立小学校教員の全国平均23・3コマ)に抑えることで、空いた時間を授業準備や教材研究に充ててもらう。規模が小さい学校では新卒で担任になるが、教員免許を持つ再任用の教員経験者らを「新採教員支援員」として配置。支援員に週5〜8コマ程度任せられる。
 新卒教員らが先輩教員の指導方法や保護者対応を見て学べるようになり、23年度は精神疾患による病気休暇を取得した新卒教員はゼロ(11月時点)になったという。県教委教職員課の担当者は「教員は1年目から学級担任を持つのが当たり前だったが、特別支援が必要な子の増加や保護者対応など仕事が複雑、多様化している。以前より若手教員を丁寧に育てる必要がある」と話した。





 昨今は子どもだけでなく、大人も学校現場では悲鳴をあげています。教員の働き方改革は急務だと言われています。文科省もその対策に専科教員を増やすなどの人的支援を打ち出しました。
 しかし、文科省や教育委員会に責任をなすりつけたり、おんぶに抱っこになったりしている場合ではありません。学校改革は内からの改革しかありません。
 山形県教育委員会の取り組みにもあるように、「1人で子どもを担当する時代」はもう終わりを迎えています。これからは、すべての大人でチームを組んで、すべての大人ですべての子どもを見守る組織を構築しなければなりません。教科担当制を最大限に活用して、できるだけたくさんの大人が子どもに関わる体制にシフトチェンジです!そうすることで、子どものみならず、大人の働き方にも余裕とゆとりが生まれ、働く環境改善につながり、大人がいきいきできる学校づくりになるのです!
 さあ!もう待ったなしです!

なーんだ?

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?令和5年12月24日(日)冬なぞなぞ

 みなさん!メリークリスマス!
 元気ですか?

では問題です!

「お花がきれいに長く咲きつづける県ってどーこだ?」

わかったかな?

子どもから学ぶ大人って・・・

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令和5年12月24日(日)週末コラム
「おやこのミカタ」より、木村泰子さんの言葉

Q.子どもに学ぶために、大人は何をすれば良いでしょうか。

子どもに学ぶには、子どもとの対話が必要です。子どもとの対話は、大人がまず、子どもの話を黙って最後まで聴くことです。しかし、親は子どもの話を聴いていると、だんだん腹が立ってきます。そして親は腹が立つと、先生と一緒で、子どもに教えたがる。
 子どもが話している途中で、親はつい、「それってでもさ、あんたがさ、そういうことするからあかんねん」などと言ってしまう。でも、子どもの話を聴き、黙って「うんうん」とうなずくだけで、後は何にも言葉に出さなくて良いんです。「先生なんか死んだらええ」とか言われても、「うんうん」と聴いているだけ。最後まで大人に安心して話すことができたら、子どもは必ず最後には「でもさあ、やっぱり、俺がこんなんせえへんかったら、先生もこんなん言えへんかってんけどな。悪いっちゃぁ、俺が悪いねんけどな」なんて言う。
 子どもは必ず自分の正解を持っています。子どもが自分の正解を話してきたら、そのときに「あんた偉い。ちゃんと自分でわかって、自分の答え出してるやん。すごいな。大したもんやな」とほめることができる。大人が子どもと対話するときに必要なのは我慢して最後まで聴くことです。(中略)
 自分は大人で子どもは大人よりも不利な状況にあるんだっていう当たり前を受け入れること。難しければ、ただ子どもを最後まで、「絶対こいつは分かってる」と信用するだけでも良いんです。子どもは大人に信用をされたら、悪態をついていても、自分が本当に困ったときに「助けて」と絶対言ってくれる。




どうでしたか?「教える」から「学ぶ」とは、まさにこのことです。子どもの声を最後まで聴くこと、そして、子どものことをとことん信じ切ることです。

子どもは弱者である!
子どものことをわかった気にならない!
子どものことをわかろうとする自分になる!

「子どもから学ぶ大人」とはまさに、そんな大人たちのことです。
 こんな偉そうなことを言っている自分ですが、これまでも数々の失敗をしてきました。子どもを疑ってしまったり、信じきれなかったり、最後まで話を聴いてあげられなかったり、きっと、その時の子どもたちには辛い思いをさせていたと思います。その度に、自分自身の「やり直し」をしてきたつもりです。
 今一度、このコラムを読みながら、自分の言動を見つめ直したいと思いました。
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