発育測定(1〜3年生)1〜3年生には、「うんちチェックで健康チェック」をテーマにお話ししています。 形や色に注目して、どんなうんちが出たことがあるのか振り返りながら考えていきました。「バナナみたいなうんち」「びちゃびちゃのうんち」「コロコロのやつ」と、子どもたちはみんな、意外にも普段から自分のうんちをよく観察している様子でした。 「コロコロのうんちがでるときは、便秘といって、うんちがなかなかでなくてお腹のなかでどんどんカチコチになっているということだから、よく出るようにいつもより多めにお茶やお水を飲もうね」と話しています。お子さまの便通の状況によっては、乳酸菌を含む食べ物やお薬などを摂るのも便秘改善の1つの手です。食物繊維は、便秘を防ぐために摂るのはとても良いですが、便秘になってからでは効果が小さくなってしまいますので、ご注意ください。あまりにひどい便秘では、便通をよくする薬(浣腸ではなく、便をやわらかくするためのもの)もありますので、かかりつけのお医者さんにご相談ください。 また、色に注目して、いつもの茶色系のうんちではなく、白っぽい、赤い、黒い、などの色の異変があると、おなかの中やおしりの近くで血が出ていたり、病気がある場合があります。子どもたちには、いつもと違えばすぐ家族や先生など大人に相談して病院に行こうね、と伝えています。便は健康のバロメーターです。大人も子どもも、「うんちチェックで健康チェック」を習慣にしたいものです。 各学年のしめくくりとなる3学期。子どもたちには、心も体も健康に過ごしていってほしいです。 1月12日の給食ごはん 豚肉のごまだれ焼き みそ汁 きくなとはくさいのおひたし 牛乳 でした。 『きくな』 きくなはキク科の葉菜類で、葉や花の形が菊に似ていることから「菊菜」と呼ばれます。また、春に黄色の花を咲かせるため「春菊」とも呼ばれますが、関西では「菊菜」という呼び名で親しまれています。 きくなは緑黄色野菜で、目の働きを助け、皮膚や喉、鼻の粘膜を健康に保つカロテンを多く含んでいます。 100g当たりの含有量は、カロテンが4,500μgであり、その他、カルシウムが120mg、ビタミンCが19mgです。独特の香りの成分は、発汗作用や消化促進などの働きがあります。 1月11日の給食れんこんのちらしずし ぞう煮 ごまめ 牛乳 でした。 『正月の行事献立』 正月は、新しい年の始まりで一年の健康や幸せを願って食べる料理が多いです。 ぞう煮は、「雑煮」と書くように、もちを主に、さまざまな具材を入れた汁物です。また、地方や各家庭によって入れる具材や味付けなどに特色がみられます。 今日は、「なにわの伝統野菜」である金時人参を使用し、白みそ仕立てのぞう煮が登場しました。 ごまめは、「田作り」ともいわれ、昔、肥料としてカタクチイワシを田にまいたところ、豊作になったことから、五穀豊穣を願う意味が込められています。 1年生算数科では大きい数の表し方を学んでいます。 生活科では凧に好きな絵を描いています。 3学期もいろいろなことを楽しみながら学んでくださいね。 1月10日の給食レーズンパン ミートボールと野菜のカレー煮 ツナとこまつなのソテー 白桃(カット缶) 牛乳 でした。 『こまつな』 こまつなは、冬が旬の緑黄色野菜です。近年は、露地栽培とハウス栽培を組み合わせ、一年を通して市場に出回っています。もともと東京都小松川地区の特産品でしたが、現在では茨城県、埼玉県などで栽培されています。 アクやくせが少ないため、煮物や炒め物、おひたしなど幅広い料理に使われています。 こまつなに含まれる栄養素には骨や歯を丈夫にするカルシウム、血液を作るもとになる鉄、体の抵抗力を高めるカロテンやビタミンⅭなどがあります。 |
|