今日の献立は「親子丼、ブロッコリーのごまあえ、黒豆の煮もの、牛乳」でした。
昨日の紅白なますに続いて、今日もおせち料理の一つである「黒豆の煮もの」です。古くから黒色には魔よけの力があるとされ、また、まめに(健康にまじめに)暮らせるようにと健康や勤労への願いをこめて正月に食べます。
黒豆は皮が黒い大豆の品種なので、大豆と同じ栄養分が含まれています。また、黒い皮に含まれているアントシアニンという色素は鉄と反応するとより黒くなるため、昔の人は、さびた鉄くぎなどを入れて煮ていました。給食室には鉄でできた釜があるので、これを使うことでより黒く、艶よく仕上がりました。
かたい豆を朝から柔らかく煮るのはとても難しいのですが、調理員さんはいろいろと工夫をしておいしく作ってくださいました。今年一年もまじめに健康に暮らせることを願いながら、いただきました。