本日の献立/2月1日(木)・まる天と野菜の煮もの ・もやしのしょうがづけ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 745kcal、たんぱく質 32.7g、脂質 17.0g ☆鯨(くじら)☆ 鯨は、海に住む哺乳類で、1mくらいから30mくらいになるものまでいます。古くから食用として利用され、ノルウェーでは4千年以上前の壁画に描かれているそうで、日本でも縄文時代の遺跡からその骨などが見つかっています。仏教の影響で肉食が禁じられていた時代も魚としてみなされていたことから、日本人にとっては重要な栄養源でした。また「捨てるところがない」と言われるほど、肉や内臓だけでなく、皮や尾びれまでが食用となり、骨は細工用などとして利用されていました。 しかし、1982(昭和57)年IWC(国際捕鯨委員会)で「商業捕鯨一時停止」が決議されたため、日本も1988(昭和63)年に商業捕鯨から撤退し、国際捕鯨条約にもとづいて南氷洋と北西太平洋で調査のための捕獲と、日本沿岸でIWCの規制対象外の鯨に限っての捕獲にとどめてきました。しかし、鯨類の中には十分な資源量が確認されているものがあることと、保護のみを重視する国々との歩み寄りが困難となったことから、2018(平成30)年12月にIWCを脱退し、2019(令和元)年7月より日本の領海および排他的経済水域に限定し、さらに捕獲枠を設定して商業捕鯨を再開しました。 鯨の肉は、たんぱく質が多く含まれ、とくに不足しがちな鉄分が、吸収されやすい形で豊富に含まれているのが特徴です。今日の給食では、たつた揚げ用に加工された製品を使用しました。 ボッチャ体験 など
●1年生が障がい者理解の取り組みで、パラリンピックの正式種目でもあるボッチャ体験を実施しました。
ボッチャという競技は、年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、 すべての人が一緒に競い合えるスポーツです。 ルール説明のあと、クラス対抗で実施しました。ジャックボールと呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。 生徒は車椅子の人が投じるのと同じ状況になる為、椅子に座った状態からボールを投げます。 最初は距離感やコントロールが難しいかったようですが、ジャックボールの近くに止まると歓声が湧き、楽しく体験していました。 ●放課後学習会 3年生が参加して頑張っています。 本日の献立/1月31日(水)・紅白なます ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 691kcal、たんぱく質 28.2g、脂質 19.2g ☆紅白なます☆ 「なます」は「膾」と書き、もともと中国で古代から伝わる料理で、生肉や生魚などを細切りまたは刻んで味付けした料理だったようです。今でいうユッケのようなものと考えられ、これが日本へも伝わったようです。古事記や日本書紀にも記述があり、「膾(なます)」の語源は「なましし(生肉)」や「なますき(生切)」ではないかと考えられ、また、魚を使用したときは「鱠」の文字を使用し使い分けられていたようです。 野菜と合わせるようになったのは平安時代と考えられ、酢を使用することが主流となったのは、室町時代の院政期(1086〜1185年ごろ)になってからのようです。その後、野菜だけを使った「精進なます」が現れ、これが現在の紅白なますにつながったようです。 昔から紅白の色は平和や平安をあらわすことから、細切りの大根やにんじんまたは干し柿などを使って紅白色を表現し、一家の平穏な暮らしを願った料理として、おせち料理や祝い事の料理に添えられるようになりました。 今では、酢を使うことがほとんどなので、「膾」を「生酢」と勘違いされ、酢の物のことと思われがちですが、本来は酢の物を意味するものではありません。 1月30日(火)
●2年生体育
男女共に持久走をしています。 男子は走る前と後に脈拍を測り、脈拍数をもとにペースを決める方法を試みています。 女子は1,000m走で、「頑張れー」と周りも応援していました。 ●昨日の放課後から、各部活動で卒業していく3年生へのショートメッセージを撮影しています。 どの様なメッセージか楽しみです。 本日の献立/1月30日(火)・スープ ・パインアップル(カット缶) ・コッペパン、ソフトマーガリン、牛乳 栄養価 エネルギー 784kcal、たんぱく質 34.4g、脂質 25.8g ☆帆立貝(ほたてがい)☆ 帆立貝は、千島列島、サハリン、北海道、本州北部、朝鮮半島北部などの水深10〜60mの海底に生息している扇型をした二枚貝です。危険を感じた時などに、殻を開閉することにより、泳いで移動することができます。一晩に数百メートルもの移動をしたという報告もあります。貝類にしては移動速度が速いことから、殻を帆のように立てて海上を移動しているのではないかと考えられたことから「帆立貝」と呼ばれるようになったそうです。 うまみ成分を豊富に含んでおり、とくに秋ごろから冬にかけてがおいしい時期とされています。甘みのある貝柱の部分を利用することが多く、刺身、すし、しょうゆ焼き、バター焼き、フライなどの料理のほか、干物、缶詰、燻製などにも加工されます。その他の部分も利用されますが、黒緑色をした中腸腺の部分に貝毒が存在することもあります。販売されているものは検査もされていますので心配ありませんが、個人で獲ったものなどは注意が必要です。 今日の給食では、貝柱の部分をグラタンに使用しています。 |
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