長かった2学期も本日が終業式です。
体育大会・文化祭など少しずつコロナ前に戻りってきました。
校舎の建て替えのため体育大会では来年も同じ形になると思いますがよろしくお願いいたします。
本日も区の写生大会、税の作文の賞状の伝達がありました。
おめでとう。
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終業式でのお話です。
「渡邊雄太選手の選択」
高校卒業後、現NBAサンズ所属の渡邊雄太選手はアメリカ留学を選択しました。家族から反対されていましたが日本人初のNBAプレーヤー田臥勇太選手に相談したことで運命が変わりました。田臥選手が渡邊選手の両親を説得してくれたのです。
知っての通り、渡邉選手はNBA選手になり、今年6年目を迎えています。私たちからすると彼の選択は正しかったように思えます。でも本当に正しかったのでしょうか?
結論から言うと正しかったと言えます。
しかし、それは結果論でしかありません。大学卒業後のドラフトにはかからず招待選手から2WAY契約、やっと2年半前に本契約を勝ち取り、昨年度も当初キャンプの招待選手から1年契約、今年度初めて複数年契約となりました。
これは正解ではなく、成し遂げたということなのです。
本人の弛まざる努力と自分を信じる力がつかみとった結果なのです。
渡邊雄太はこう言っています。
「その瞬間に何が正解かというのはない。いろんな選択をしていかなきゃいけない中で、選んだ時に正解になるか不正解になるかじゃなくて、選んだ後が大事になる」
また、こうも言っています。
「正直『アメリカ行きは正解』なんて言えるほど、そんなぬるい道じゃなかった。めちゃくちゃ厳しかった。結果として正解だったけど、俺の中ではその時その時の選択で考えたら全然正解じゃなかった。だけど、俺の努力がそうさせた。そしていまこうしてNBA選手になった。」
最後に中高生に対する渡邊選手からのメッセージです。
「皆さんにも選択する時がこれから何度もやってきます。一個一個いろいろな選択が迫ってくる中で、自分にとって何が一番いいのかというのをしっかり考えて、そして自分が選択した先に、自分が努力した先に何が待っているのかを考えて、一日一日の過程を大事にしながら生活してもらえたらなと思います。」
茨田中学校は皆さんの選択を応援しています。