今日の給食(10.26 トウバンジャン)ピリ辛丼には、トウバンジャンを使って辛味を出しています。トウバンジャンは、ソラマメや唐辛子を主な原料として作られる、中国・四川地方の発酵調味料です。 中国の四川地方という所は中国内陸部の盆地なので、健康を保つために汗をかきやすくする唐辛子を料理に使うようになったとされています。 唐辛子の辛みには、体の冷えを取って温める、血行を良くして消化を促進し食欲を増進させる…などの効果もあります。気温が下がって来るこれからの季節には、体を温めるためにうまく利用するといいですね。 給食では唐辛子を使った辛味調味料としては、昨日のタンタンめんに使った「ラー油」、韓国朝鮮料理の「コチジャン」、和食では「一味とうがらし」などを使っています。 今日の給食(10.25 タンタンめん)
今日の献立は「黒糖パン、タンタンめん、あっさりキャベツ、まっ茶大豆、牛乳」でした。
タンタンめんを漢字で表すと「担々麵」で、担はかつぐという意味です。元々は材料を前後につるした天秤棒を担いで売り歩いたことから、この名前となっています。汁が多いとこぼれてしまうので本来は「汁なし」であって、スープたっぷりの担々麵は、日本に伝わってからアレンジされたと考えられています。 給食で中華めんを使う献立には、焼きそばもあります。焼きそばにはインスタントラーメンにあるようなちぢれ麵を、今日のタンタンめんにはストレートの乾燥麺を使い分けています。 ストレート麺は麺と麵の隙間が少ないので、スープを吸い上げてよく絡み、汁麵向きだそうです。給食室では、たっぷりの湯で茹でた後、麺のぬめりを取るために何回も水にさらしてしっかりと洗ってくださいました。スープが澄んでいて、おいしくいただきましたね。 きのうの1時間目 〜1年技術家庭科〜今日の給食(10.24 みかん-2)みかんは13日(金)に続き、今日は2回目の登場です。前回は、皮に緑の部分が多くありましたが、今日はより黄色くなってきて、季節が進んでいるのを感じましたね。 みかんには「ビタミンC」が多く含まれているため、肌荒れや風邪予防に効果があります。また、果肉の袋には便秘改善の作用がある「ペクチン」も多く含まれています。さらに、白い筋には「へスペジリン」というものが含まれていて、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があるとされています。 最近の研究によると、みかんの色素である「βークリプトキサンチン」にはビタミンAと同様の働きがあり、がん予防の可能性も期待されています。また、骨粗しょう症、リウマチ、糖尿病、動脈硬化になるリスクを下げるという報告もあるようです。 前回の給食では、残食が45個ありましたが、今日は20個に減りました。素晴らしい!みかんをしっかりと食べて、肌荒れ&風邪&生活習慣病を予防しましょう。 総合文化祭(家庭科) |