◆新入生保護者説明会(加美東小)1◆
本日1月24日(水)は、昨日に引き続き、午後3時30分より多目的室にて、加美東小学校から本校への入学予定の保護者に対して、新入生保護者説明会を実施しました。
◆新入生保護者説明会(加美南部小・校区外小)◆
本日1月23日(火)は、午後3時30分より多目的室にて、加美南部小学校と校区外の小学校から本校への入学予定の保護者へ新入生保護者説明会を実施しました。
阪井校長先生のあいさつに始まり、配付させていただいた「入学のしおり」を基に、それぞれ担当の先生から説明を行いました。 1年生 国際理解教育
本日は、民族講師の先生に講話をしていただきました。
身近にある韓国朝鮮に関係する地名や食べ物、流行りのK-POPなどから、韓国朝鮮と日本の昔からのつながりについて紹介がありました。また、私達のまわりに、韓国朝鮮につながりがある人がいることを伝えていただきました。 違いがあっても心は同じ、不適切な言葉で誰かの心を傷つけてしまわないように、今回の学習を通して、想像力と思いやりの気持ちを身につけてほしいと思います。 ◆3年1組面接練習◆
本日1月22日(月)4限目に、3年1組が多目的室にて面接練習を行いました。
他のクラスと同様に、阪井校長先生と大谷教頭先生が質問をし、学年主任の大西先生が行動観察を行いました。 他のクラスと同様に、本校の志望動機、中学校で頑張ったこと、高校でやりたいことや将来の夢、自分の長所短所、最近のニュースについての質問を受け答えしました。 全体的にダラダラすることなく、背筋を伸ばして元気良く笑顔で答え、好感の持てる生徒が多かったです。 ◆1月22日(月)全校集会◆
本日1月22日(月)は、オンラインにて校長室から全校集会を行いました。
全校生徒とのあいさつの後、阪井校長先生から「礼儀と誠の心」についてのお話がありました。 生徒会執行部からは、スマホルールについてのアンケート結果をふまえて、スマホ依存、ネット依存についての話がありました。 ☆加美南・スマホ法度 1.「やることリスト」をつくり、やり遂げる 1.「ながらスマホ」をやめる 1.一日の使用時間を決め、守る 1.朝は使わない あいさつはコミュニケーションの第一歩であり、周りの人の印象を良くするだけでなく、自分自身の気持ちも明るくするとても有効なツールです。今日は改めて、あいさつに関わる「礼儀と誠の心」についての話をします。 「日本人は礼儀正しい」と言われ、日本を訪れた外国人旅行者の多くが、日本人の礼儀正しさと洗練された作法に感心するそうです。特にお辞儀をする日本人の姿は外国の人にとってはめずらしく映るようで、サッカーや野球など、海外で活躍する日本人選手のお辞儀をチームメイトが真似するシーンをテレビ等で見ることがあります。2019年のラグビーワールドカップでオールブラックスの選手全員が、応援していただいた御礼として、試合終了後に並んでお辞儀をしたことを受けて、すべての国の代表選手がお辞儀をするようになったのは有名な話です。 この「礼儀正しさ」を日本人の美徳として強調した人が、かつて5千円札の肖像画だった、新渡戸稲造(にとべ いなぞう)です。現在の5千円札は樋口一葉(ひぐち いちよう)です。新渡戸稲造は、日本人にはあまり知られていないのに、海外では有名な日本人の代表例みたいな人です。彼は国際連盟の事務局次長を務め、第二次世界大戦時には、日米開戦を避けるためにアメリカとの交渉に尽力した人です。彼はその著書『武士道』で、日本人の精神、考え方を世界に紹介しました。この本は1900年に英文で書かれたもので、日本人や日本文化を理解するための入門書として、100年以上たった今も読み続けられているベストセラーです。新渡戸稲造は『武士道』の中で、「『礼』を社会人として必要不可欠な素養とし、『礼儀作法』でその人の教養や徳のレベルが分かる。」と述べています。そして、「礼」は心を鍛錬するものであり、極めることにより、「美」(美しさ)につながると言っています。本物の実力者は美しい礼儀作法を身に付けているということです。 ところで、「礼」とはお辞儀の美しさなど、形だけが大事なのでしょうか。朝、会った時に「おはよう」と言うのは形だけではないです。あいさつをすると、すがすがしく、温かい気持ちになります。「おはよう」という言葉は「朝早くからご苦労様」というねぎらいの意味があると言われています。友達同士で「ご苦労様」はあまりないかもしれませんが、「おはよう」の一言には「やあ、元気」とか、「いい天気だね」など、様々な思いが込められています。 古代において、人は道で行き会うと、お互いに手を打った(拍手をした)と言われています。『魏志倭人伝』にもそのような記述が出てきます。そこには、相手を祝福する意味が込められています。時代は変わり、形は変われども、あいさつには人を思いやる気持ちが込められているのです。 新渡戸稲造は「『礼』とは自分のまごころ、『誠実な心』を相手に示すところに本質があり、それを形にしたものである」と述べています。つまり、その人の「誠」、誠実な心が形となって現れるのが「礼」ということです。 年が改まった第3学期、令和6年は、是非、今、話したことを念頭に置いて、日頃から、相手への思いやりの心の込もったあいさつを実践するようにしましょう。 |