今日の給食(10.30 まぐろ)まぐろのオーロラ煮は、大阪市の給食の中では大人気のおかずの一つです。まぐろはおすしや刺身でも人気の魚です。生で食べるほかにも照り焼きや煮物、フライにしても美味しく食べることができます。東京ではねぎと合わせた「ねぎま鍋」なんていうのも有名だそうです。皆さんがよく食べているものとして、ツナの缶詰もまぐろを使っています。 私たちが食べているまぐろは主に5種類ですが、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロの3種類がそのほとんどを占めています。(他にクロマグロ、ミナミマグロを合わせた5種類) 今日の給食で使っているのは、キハダマグロです。背びれと尾びれ、体がやや黄色いために、黄肌(きはだ)と呼ばれています。まぐろには皆さんの体の筋肉や内臓など、体の組織を作るために欠かせないたんぱく質を多く含んでいます。 文化祭のプログラムをアップしました!文化祭前日準備今日の給食(10.26 トウバンジャン)ピリ辛丼には、トウバンジャンを使って辛味を出しています。トウバンジャンは、ソラマメや唐辛子を主な原料として作られる、中国・四川地方の発酵調味料です。 中国の四川地方という所は中国内陸部の盆地なので、健康を保つために汗をかきやすくする唐辛子を料理に使うようになったとされています。 唐辛子の辛みには、体の冷えを取って温める、血行を良くして消化を促進し食欲を増進させる…などの効果もあります。気温が下がって来るこれからの季節には、体を温めるためにうまく利用するといいですね。 給食では唐辛子を使った辛味調味料としては、昨日のタンタンめんに使った「ラー油」、韓国朝鮮料理の「コチジャン」、和食では「一味とうがらし」などを使っています。 今日の給食(10.25 タンタンめん)
今日の献立は「黒糖パン、タンタンめん、あっさりキャベツ、まっ茶大豆、牛乳」でした。
タンタンめんを漢字で表すと「担々麵」で、担はかつぐという意味です。元々は材料を前後につるした天秤棒を担いで売り歩いたことから、この名前となっています。汁が多いとこぼれてしまうので本来は「汁なし」であって、スープたっぷりの担々麵は、日本に伝わってからアレンジされたと考えられています。 給食で中華めんを使う献立には、焼きそばもあります。焼きそばにはインスタントラーメンにあるようなちぢれ麵を、今日のタンタンめんにはストレートの乾燥麺を使い分けています。 ストレート麺は麺と麵の隙間が少ないので、スープを吸い上げてよく絡み、汁麵向きだそうです。給食室では、たっぷりの湯で茹でた後、麺のぬめりを取るために何回も水にさらしてしっかりと洗ってくださいました。スープが澄んでいて、おいしくいただきましたね。 |