１９日の２〜３時間目に家庭科室で２年生がおいもパーティーをしました。朝早くから開援隊の園芸班の方々が準備に来てくださいました。皮をむいて小さく切ったものを温め、１班分ずつに分けていただきました。そこから児童がフリージングパックに入れて、牛乳やバターを加え、みんなで外側からもみもみ！！材料がしっかり混ざったら、片側に寄せて、ホイップクリームをしぼるようにラップの上に１人分ずつペースト状になったさつまいもをしぼり出しました。茶巾しぼりのようにラップで包んでできあがりです。

　２年生は、開援隊園芸班の方々に教えていただきながら、学習園でさつまいもを栽培してきました。草抜きや収穫を園芸班の方々と一緒に行いました。また、さつまいものつるで遊んだりもしました。学習発表会では、支えてくださる開援隊の３つの班について学習したことや調べたこと、お話を聞いてわかったことなどを発表しました。そして、いよいよおいもパーティーを開催しました。

　５年生は、大阪船場ロータリークラブのお力添えで、中央区にある様々な企業に訪問させていただきました。訪問先は、かばん製造販売、ホテル不動産、サイン・ディスプレイ内外装、眼鏡小売販売、ワーキング・ウェアー製造卸、化学薬品製造、雨具や雑貨販売の合計７か所です。雨具や雑貨販売の企業訪問では、傘の生地の素材であるポリエステルができるまでについてや、レインコートなどに使われている環境に配慮したバイオプラスチックとはどのようなものなのか、傘の歴史、撥水加工などについて教えていただきました。化学薬品製造の企業訪問では、１０円玉を用いて銅の汚れをとる方法や、洗剤や化粧品、食料品などに使われている界面活性剤とはどのようなものなのかを実験を通して分かりやすく教えていただきました。また、最新の技術で製造された折り紙石けんで実際に鶴などを折って、その後手を洗うという経験もさせていただきました。
　児童は、教えていただいたことや感じたことなどを熱心にメモしていました。今回の企業訪問で、地域や社会にある企業ではどのようなことが行われているのか、働くとはどのようなことなのかについて考える機会をもつことができました。

　阪神タイガースの岡田彰布監督からサイン入り色紙とボールをいただきました。岡田監督は、愛日小学校の卒業生です。愛日小学校と集英小学校の歴史を継承している本校の児童のために、当時の同級生がサインをお願いしてくださり、届けてくださいました。色紙には、阪神タイガースがオリックスとの日本シリーズで３８年ぶりに日本一になった日『２０２３年１１月５日』が記されていました。また、岡田監督の座右の銘である『道一筋』も書いてくださっていました。そして、プロ野球で使われる公式球にもサインをしてくださいました。児童からは、「すごい！！本物や。」「パレードを見に行ったよ。」「岡田監督はうちのおじいちゃんと同じ時に愛日小学校に通ってたんやって。」などの声が聞かれました。このようなうれしいプレゼントをいただき、本校の地域や本校の児童とのつながりを強く感じることができました。岡田監督、同級生の皆様、本当にありがとうございました。

　児童朝会の時間に音楽クラブの発表会があり、『ジングルベル』を合奏しました。最初に、曲紹介でジングルベルとは「ベルをリンリン鳴らせ」という意味があることなどの説明がありました。コンサートに行くと、曲の演奏前に曲目解説があったりしますが、音楽クラブも分かりやすくどのような曲なのかを伝えていました。鉄琴やハンドベル、オルガン、リコーダーそれぞれの音色がきれいでやさしく、盛り上がる部分の力強さもあり、最後までとてもすばらしい演奏でした。１２月は、多忙で走り回るようになるという意味から師走とも呼ばれていますが、そんな慌ただしさを落ち着かせ、ゆったりとしたおだやかな気持ちにさせてくれる発表会でした。演奏後に、これまでどのように練習をしてきたのかについて話がありました。「最初はバラバラだったけど、個人やみんなで練習を積み重ねたことで上達し、合わせられた。」ということでした。朝からすてきな時間をもつことができました。