関西電力の方々にエネルギー教室の出前授業を行ってもらいました。作られた電気がどのようにそれぞれの家まで届いているのかを、実物の送電線や配電線に触れ、重さなどを感じながら学びました。
また、各家庭にある分電盤(ブレーカー)の役割について、実演を通して教えてもらいました。地震などの災害時には、ブレーカーを切ってから避難することが通電火災を防ぐ大切な行動だと学びました。
手回し発電機を使った実験では、自分たちで作った電気を熱・運動・音・光に変えて使うことを体験しました。自分たちで簡単に電気を作りだせること、電気は身の回りのいろんなところで使われていることを知れたようでした。
発電所の仕組みでは、水力発電や火力発電の実験装置を使い、発電の実演をしてもらいました。蒸気で勢いよく回るタービンと水蒸気の勢いの凄まじさに子どもたちも興味津々で、発電所にある実際のタービンは1秒間に60回転もしていることを聴くと、「おぉ!!」と驚きの声が出ました。
最後に全員で輪を作り、溜めた静電気を流しました。電気が流れた瞬間、「わー、きゃー!」とみんなで静電気を感じ、大盛り上がりでした。静電気を感じた後は、コンセントの動電気について、24時間流れていることや取り扱いのポイントを教えてもらいました。
盛りだくさんの内容で、見て、聴いて、触って、感じてと自分たちの体で電気を体感できた学習となりました。