「白玉だんごをこねる時のかたさは耳たぶくらい！！」「ゆでる時は、白玉だんごが浮いてきて１分ぐらい待つ。」など、調理のポイントは何度も確認していましたが、やっぱり水の入れすぎでドロドロになってしまったり、早くに取り出して粉っぽさが残ってしまったりと、誰もが経験したことのある白玉だんごを作る時の難しさに直面していました。

　５年生は、家庭科の学習で調理実習をしました。家族とのふれ合いを楽しくするための工夫ができるようになろうというめあてで、団らんのひと時に用意するものとして白玉だんごを作りました。白玉だんごには、みたらしあんときな粉をかけます。

　上手に形ができあがると、「めっちゃうまいやん！！」と友達どうしほめ合っていました。形を作る時は黙々と集中しすぎて、家庭科室が静かになっていました。オーブンに入れて、２０分程度焼きました。焼き上がる途中で、クッキーの甘い香りが学校中に広がっていました。みんなで均等に分けて、いよいよ茶話会です。茶話会が始まって１０分もしないうちに、６年生のほとんどが食べ終わってしまいました。自分たちで作ったクッキーの味はやっぱり最高だったようです。楽しい茶話会と手作りのクッキーで、思い出深い１日になったことと思います。

　今日は、５時間目に体育館で６年生の茶話会がありました。その茶話会で食べるお菓子として、１時間目から自分たちでクッキーを作りました。レシピは、担任の先生が調べていた乳も卵も使わないアレルギーに配慮したものです。最初は、ポロポロだったクッキー生地も根気よくこねていたことで、しっとりとまとまりました。そこからみんなで形作りです。型も何も使わず、手で形を作っていきました。ピカチュウ、星、ハート、花、渦巻き、動物、小さいまる、大きいまるなど、さまざまな形ができあがりました。

　ありがとう集会では、６年生へのインタビューもありました。好きな給食や夢中になっていることなど、いろいろな質問が出ました。好きな給食では、「さつまいものみそ汁」という答えもありました。一つ一つの答えに拍手が起こり、６年生が卒業を前に今どのようなことを思っているのか知ることができました。退場する時は、１〜５年生で花道を作り、笑顔で見送りました。６年生に感想を聞いてみると、「みんなが自分たちの合奏を楽しんでくれてうれしかった！！」と言っていました。