早春の食材 〜食育〜今日の給食(3.6 いちご「ゆうべに」)いちごは、江戸時代の終わりにオランダから観賞用として伝えられました。明治時代になってアメリカから栽培用の品種が導入され、今では多くの品種のいちごが栽培されるようになりました。 園芸学上では、果物は木になるものという定義があることから、いちごは野菜に分類されますが、果物として食べられていることから、すいかやメロンと同じく「果実的野菜」とされています。 今日の給食のいちごは熊本県産の「ゆうべに」という品種です。一般公募により付けられた名前で、熊本の熊の音読み「ゆう」といちごの色の「紅」から「ゆうべに」と名付けられたとのことです。 彫刻作品展示会 〜3年美術科〜まさに卒業制作品の発表展示会のようで、来室した3年生たちは、一生懸命取り組み制作の苦労を共有しているせいか、愛おしそうに鑑賞していました。 今日の給食(3.5 とら豆)
今日の献立は「かやくご飯、関東煮、きゅうりの梅風味、とら豆の煮もの、牛乳」でした。
給食にはいろいろな豆を使っていることは以前にも紹介しました。今日はとら豆です。とら豆はいんげん豆の一種で、白地に濃い褐色と薄い褐色の模様が入っているのがとらの模様に似ていることから「とら豆」と呼ばれるようになったそうです。 とら豆には、炭水化物やたんぱく質、鉄、カルシウムなどの他、体内でエネルギーの代謝に必要なビタミンB1や腸の調子を整える食物繊維も含んでいます。これも家庭ではほぼ食べることのない食材ですね。給食でしっかりと味わっておきましょう。 今日の給食(3.4 よもぎだんご)毎年、早春3月の献立に登場する「よもぎだんご」について紹介します。よもぎは公園や道端、河原など私たちのまわりに身近に生えている野草です。春一番に白い産毛をまとって芽吹いているので、目にすることは容易だと思います。気が付いていた人はいるでしょうか。 柔らかい新芽を摘んで、あく抜きをして使います。よもぎを使った和菓子は「草だんご」や「草餅」とも呼ばれ、特有の香りを楽しみます。 給食のよもぎだんごは、うるち米、もち米、よもぎだけで作られています。これに砂糖、うす口しょうゆ、でんぷんでとろみをつけたみつをからめ、食べる時にきな粉をかけていただきました。よもぎは昔から薬草としても利用されていたので、よもぎを使った和菓子も健康のためにはよさそうですね。 |