3/22(金)令和5年度 修了式
令和5年度修了式を行いました。
最初に校長先生から各学年の学級代表委員長に修了証が渡されました。 その後、校長先生から式辞として、お話をいただきました。式辞を紹介します。 おはようございます。令和5年度も今日が最終日となりました。 はじめにこの一年、全校集会で私の想いや考えををいろいろと話してきましたが少し振り返ってみます。 1学期の始業式の話は覚えていますか? ナイル川のアリの話をしました。学校生活や行事などでは【80%の楽しさと20%の我慢】の心構えをもつことの大切さを話しました。 2学期の始業式には【フアーストペンギン】の話から最初の一歩を踏み出す覚悟を持ち、自分の可能性を引き出し伸ばしていこうと話をしました。 3学期の始業式には自分の【普通の基準を少し上げよう】そしてクラス・学年全体の基準を上げようと話をしました。それぞれの学期の目標は達成できたでしょうか? この一年、時には失敗したり悩んだり苦しんだりしたこともあったでしょう。しかし、みなさんはそれぞれの学年で学習活動はもちろんのこと、さまざまな行事・活動においてしっかりと学び成長した姿を見せてくれました。 1年生は廊下にも掲示されていますが、凡事徹底に向けて努力できている人・学ぼうとする意欲を持って学習に取り組む人が増えましたね。80%の楽しさと20%の我慢で学校生活は送れたでしょうか? 凡事徹底・一流を土台に次の学年でも気を抜くことなく、さらなるステップアップを期待します。 2年生は中堅の学年として、3年生に追いつけ追い越せと行事や活動にフアーストペンギンスピリットで取り組むことができ、大きな成果・自信を持てたことと思います。反面、先生に心配をかけた失敗もあったと思います。頑張ろうとしての失敗は良し、ダメだとわかっていながら見つからなかったらええわという失敗は無くしていくことを課題に、プライド持てる最上学年を目指してください。 ところで、みなさんは「残り姿」という言葉を知っていますか? 「残り姿」というのは「終わったあとの姿」「その場からいなくなったあとの姿」を感じることを言い、「その場にいた人々の心が想像できる、気持ちのよい姿」のこととして使われます。例えば、学校では「残り姿」を毎日みなさんが帰った後の教室や下足箱で感じることができます。窓が閉まり、机や椅子がビシッと揃って、黒板やロッカーが完璧に掃除されている。また、下足箱の上履きが乱れず綺麗に並んでいる。今日もしっかりと学校生活を過ごし、学習ができていたんだなあと感じることができる気持ちのよいこれが「残り姿」です。学校には日々このような「残り姿」があると言われますが、もっと深く大きい「残り姿」もあります。それは3月の卒業式、そして今日の修了式が終わった後の学校です。掲示物が外され荷物もなく掃除が行き届いた教室、すっきりとした誰もいない机と椅子だけになった空間です。教壇に立つとさまざまな「残り姿」を感じることができます。少なくとも一年間共に学び生活した深くて大きい「残り姿」です。この一年間におこったさまざまな出来事、あの時の笑顔あの時の涙、何もない教室ですがここにはみなさんの「残り姿」があります。このように毎日の「残り姿」が積み重なったその学校に入ると感じる雰囲気これが【校風】となります。そしてその校風が積み重なって長吉中学校の【伝統】が築き上げられていくのです。 今日、誰もいなくなった校舎で、私はゆっくりみなさんの「残り姿」を確かめたいと思います。一年間良く頑張りました。 明日からの春休み、この一年取り組んだ今未来手帳を必ず読み返してください。できれば友だちのものを読ませてもらうのも良いでしょう。振り返りをしっかりして、4月、令和6年度も良いスタートが切れるようこの春休みに心身を整えておいてください。 3/21(木)大掃除
大掃除の続きです。
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