2/26(月)全校集会
全校集会の続きです。
2/26(月)全校集会
校長先生の講話に続き、生徒委員会より今月の目標の連絡がありました。
生徒会執行部…悔いなく3年生を送れるように計画的に準備する 図書・文化委員会…一人ひとりがルールを守り、気持ちよく本を読めるような環境をつくる 美化委員会…学校全体を綺麗にする 保健委員会…食生活を整えよう 体育委員会…視野を広げて日々の学校生活を見直す 2/26(月)全校集会
全校集会の続きです。
2/26(月)全校集会
定例の全校集会を実施しました。校長先生の講話を紹介します。
おはようございます。 私のマイブームの一つに、最近何気なく観始めたテレビドラマがあります。先週が4話目だったかと思うのですが、主人公は昭和の時代の学校の先生で、彼はある日突然タイムトラベルできるようになり、令和の時代にやってきます。当然のことですが、令和の時代は生活環境をはじめ人々の意識や考え方など様々なことが昭和の時代から大きく変化していて、主人公も当然大いに戸惑います。しかし、彼は簡単には流されません。納得できるものは理解して受け入れますが、納得できないことは臆せず物申して疑問を呈す。そんな昭和男の様子がコメデイタッチで描かれています… と、マイブームの話はここまでとして、今日のお話に入ります。 先週予告したとおり今日は四字熟語で、その中から「不易流行」を取り上げてお話します。「不易」はいつまでも変わらないこと、「流行」はその時々を反映して変化していくこと、を表します。もしいつまでも古いやり方・考え方のままであれば、時代の流れに取り残されてしまうし、逆に新しいものばかり取り入れていると、古き良きものが引き継がれず無くなってしまいます。これは「不易」だけでもダメだし、「流行」だけでもダメだと言う事です。両方を上手く融合させたのが「不易流行」で、『いつまでも変わらない本質的なもの・考え方を大切にしながらも、新しい変化を取り入れていく』という意味になります。ここで重要なのが、物事の何が「不易」でどこが「流行」なのか、をしっかりと見極めていくことになります。 小学校と中学校で考えてみましょう。なぜ小学校と中学校は分けられているのでしょうか。小学校と中学校で何も違いが無いのなら、小学校を卒業して中学校に入学し直さなくても、小学校に九年間いればいいことになります。 改めて入学して学ぶ中学校三年間の意義を、私はこう考えています。ひとことで言うならば、小学校では基本的な事を学び培うところで、【中学校は、自分の知識・感情、意志といった人格をより高めていくことと、大人に近づくための(より広い世界に通用する人になるための)学校】ということになると思います。 この「中学校は大人に近づくための学校だ」という部分が、最終の義務教育を受ける中学生のみなさんにとっては今も昔も変わらず大切なこと「不易」になります。 人格をさらに高めて大人に近づくために、日々みなさんは勉学だけではなく、長吉中生徒5原則で自分自身を育てているところです。日常にある何気ない場面で、「不易」の訓練が出来ているかどうかを確認してみてください。 大人に近づくためには、まずは自分がなりたい大人の姿を具体的に書き出して、自分が考える「大人」をしっかりとイメージすることが大切です。目標を具体的にクリアにすることが、実現に向けたスタートであり目標達成への大きな一歩となります。そのうえで、みなさん一人ひとりが、教科学習、学校行事、部活動など、毎日の学校生活にしっかりと取り組むことが目標に繋がるトレーニングになるという事です。みなさん全員が、中学生としての「不易」である訓練を重ねて、「自分の目指す大人になること」を期待しています。 さて、最初のテレビドラマの話に戻りますが、昭和に生まれ、昭和・平成・令和と教師を続けてきた自分にとって、主人公と通じるところもあって毎週観てしまっています。私自身も、その時代その状況に応じて授業の方法など変えていったものももちろんありますが、時代が変わっても教師としての自分の教育観は変わらず、いや変える必要性もなく一貫して今日まで歩んできて、「不易流行」を実践しながら生きてきました。どんな時代になっても守っていかなければいけない事、変えてはいけない価値ある事が必ずあります。みなさんもしっかり見極めて選択していってください。 「自分の目指す大人に近づく」ための中学校生活は、1年生はあと2年、2年生はあと1年、3年生はあと13日です。限られた時間の中で、一人ひとりの「不易流行」に向き合い、本当に大切なものは何か、そうした大切なものを守りつつ、新しく挑戦することは何かを考えてみてください。 2/22(木)授業の様子・2年
2年2組英語の続きです。
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