5/13(月)いじめ・いのちについて考える日2
校長先生のお話に引き続き
生徒会執行部からピンクシャツデーに関する 案内がありました。 これはカナダで実際にあった いじめに対する抗議行動で 昨年度も本校で行ったものです。 5/13(月) いじめ・いのちについて考える日1
本日は全市一斉「いじめ・いのちについて考える日」です。
本校ではまず校長先生からスライドも用いて下記の講話がありました。 おはようございます。 今日は「いじめ・いのちについて考える日」です。大阪市立のすべての小中高校で、「いじめは生命をも脅かす行為であり、人間として絶対許されない行為であることをあらためて真剣に考える日」として設定されています。 最初に、読んだこと聞いたことがある人もいると思いますが、絵本を読みたいと思います。 ( 読み聞かせ ) この本は、松谷みよ子さんが書いた「わたしのいもうと」という本です。 松谷さんがこの本を書こうと思ったのは、「いじめに遭い、登校を拒否し、からだを壊し、心を閉ざして、最後には命を絶ってしまった私の妹の話を書いてほしい」という、数年前に来たある一通の手紙がきっかけだったそうです。亡くなった妹さんが残した手紙の最後の、『私をいじめた人たちは、もう、私を忘れてしまったのでしょうね』という言葉に、松谷さんは「こみ上げてくるものをとどめることができなかった」と「あとがき」に書いておられました。 いじめをした側の人たちは、日々の生活の中でいじめられた人のことはもちろん、いじめたことすら覚えていないこともあります。でも、いじめられたほうは、自分の心とからだを傷つけた、言葉や態度が、いつしか目に見えない「言葉のトゲ」「態度のトゲ」となっていつまでも刺さったまま抜けず、立ち直れないことがあります。大人になっても心理的・物理的な影響が残ることもあり、いじめは命にもかかわる重大な人権問題としてとらえなければなりません。 なぜ「いじめ」はなくならないのでしょうか。私は、「いじめ」は人間の心の弱さ・未熟さから生まれてくるのではないかと思います。 たとえば、自分のわがままや欲望をコントロールできなかったり、自分さえ良ければ良いという自己中心的な考えにとらわれてしまったり、その結果、自分より人を見下げて喜んだり安心したりしてしまう… 自分が、自分が、という思いが先立って相手や周りの人たちのことを考えられない、そういう心の弱さや人としての未熟さで生まれるのだと思うのです。 心の弱さは、人間なら大なり小なり誰でもあると思います。しかし、だからといってその弱さで、人を傷つける言葉を投げたり態度をとったりして良いわけはありません。もし相手を傷つけていることに気づいたら、反省してすぐに謝罪しなければなりません。大事なことは、自分が言ったことやしたことが、人に嫌な思いをさせる言葉じゃなかったか、態度じゃなかったか、常に自分の言動を振り返り、心を見つめ直すことです。 そのうえで、みなさんにお願いしたいことがあります。 学校生活の中で嫌な思いをすることがあれば、絶対に一人で抱え込まず身近な人に相談してください。また、いじめを見かけたときには「自分には関係ない」という無関心な傍観者にならないでほしいのです。自分で動けないのなら、誰かに助けを求めてほしいと思います。 みなさんが安心して安全な学校生活を送るために、一人ひとりが違いを認め合い、常に相手の立場に立って物事を考えられる優しさをもち、「いじめは絶対にしない」「いじめは絶対に許さない」という心構えをもってください。 そのために、普段から心がけてほしいことが3つあります。 1.SNSなどに頼りすぎず、大切なことは直接伝えるようにしましょう。相手の表情や声などから、気持ちを読み取るよう心がけてください。 2.意見が食い違ったときは、他の人の考えもいったん受け止めてみましょう。冷静になって考えを整理し、客観的に物事を見る目を養ってください。 3.自分のクラスを、小さな家族と考えてみましょう。誰もが自由に考え、安心して発言できる、お互いを認め合える温かな雰囲気をつくってください。 最後に、もう一度言います。みなさん一人ひとりがこの長吉中学校を、「笑顔あふれる、いじめのない、安心・安全な学校」にしていくんだという気持ちを、これからも持ち続けて、行動してくれることを心から願い、私の話を終わります。 5/10(金) 今日の給食
・レーズンパン
・牛乳 ・鶏肉とコーンのシチュー ・キャベツときゅうりのサラダ ・かわちばんかん 5/10(金)3年生3限目授業風景2
2組は技術
プログラミングについて学びました。 5/10(金)3年生3限目授業風景1
1組は国語
敬語(尊敬語・謙譲語)の仕組みについて学びました。 |