平和学習の振り返りをしました。

ホテルに到着し、入館式を行いました。

「平和の誓い」

　私たちはこれまで平和について、多くのことを学習してきました。２年生では様々な戦争の歴史を学び、３年生では、戦争による被害、過去・現在・未来という観点からの平和、そして、ここ広島に原子爆弾が投下されたことについて学びました。
　「平和」とは何かと問われ、はじめは少し戸惑いましたが、絵本「海を渡った折り鶴」を通して、戦争が終わった後の人々の苦しみ、残酷さを知り、毎日、ご飯を食べて学校に行って、友達と他愛もない話をして家に帰ると家族がいるそれをくり返していく日々は普通のことではなく、すばらしくかけがえのないものだと感じました。「平和とは何か」を深めるなかで、広島にスポットをあて、「碑」という教材では、戦争の現実、原爆のむごさをつきつけられました。その悲惨さを知らなかった私達にとって、驚きとショックはあまりにも大きいものでした。
　この平和学習を通して戦争の残酷さ、苦しみ、知らなかった恐ろしい現実を学び、私達は、今の当り前の、すばらしいかけがえのない「平和」な世界を今後も築いていきたいと考えています。
１、戦争がおきたこと、戦争の悲惨さ苦しみを忘れないこと
２、平和とは何かを考え続け、周りの人たちとともに、自分にできることを実行していくこと
３、日々の生活で相手のことを思いながら言動をし、人との関わりを大切にすること
４、今ある「普通の毎日」が「平和」であることを貴重に感じ、一日一日を大事に過ごすこと
　以上の４つを、私たちの「平和の誓い」として胸に刻み、この尊い日常を創造する一人ひとりになっていきます。

　令和６年５月１６日　　大阪市立長吉中学校　７７期生代表　

平和セレモニーの様子です。

続きです。