泣くことと暴力の違い先週は「生活を明るくする週間」で、みんなが頑張ってあいさつをしていました。そのおかげで今朝もたくさんの人と元気なあいさつを交わすことができました。これからもお互いに続けてください。 ところで、皆さん泣いたことはありますか? 覚えていない人はいるかもしれませんが、泣いたことがない人はいません。赤ちゃんのころは、毎日何度も泣いていたはずです。それが大きくなるにつれて、泣く回数は少なくなります。大人になっても泣いてしまうことはありますが、子どもの頃よりうんと少なくなります。なぜでしょう? また、赤ちゃんや小さいころには、自分の思い通りにいかなくて、何か物をたたいたり投げたりしてしまうとか、大声でわめいたり人に八つ当たりをするような動作で周りの人を困らせてしまうとか、といったこともあったと思います。そういったことも成長するにつれてだんだん少なくなり、大人になれば普通しなくなります。なぜでしょう? 2つのことで同じ部分は、どちらも小さな子どものころに、周りの大人から「泣いてたら何も分からないよ」「泣かずにちゃんと話しなさい」「そんなことしたらダメ」などと言われたりすることと、どちらも成長するにつれてだんだんしなくなっていくことです。 反対に、2つのことで決定的に違うのは、泣くことで人に危害を加えることはありません。だから、大人になっても泣くことを禁止されることはありません。が、物や人に当たること、暴力的なふるまいは、人を傷つけ人に迷惑をかけることになります。もし、大人が物や人を傷つけるような行いをすれば、すべて罪に問われます。誰もが安心して生活するためには、絶対に守らなければならないルールがあるのです。 赤ちゃんのころは言葉を自分で使うことができないので、泣くことで自分の思いを伝えようとします。時には物などにあたってしまうこともあります。でも、成長するにつれて、だんだん言葉を使いこなせるようになります。だから、泣いたり何かにあたったりするのではなく、言葉で伝えていくようになるのです。「生活を明るくする週間」は終了しましたが、あいさつとともに、自分の思いは言葉できちんと伝えていけるように、これからも頑張っていきましょう。 給食委員会5-1図工〜パスを使って花を描こう1年生 きってつくったよ!5年生理科
5年生の理科では、メダカのたまごの育ちについて、観察を続けています。
ちょうど1週間前の6月18日に受精したメダカの受精卵を観察して今日で7日目。 10倍の大きさで見ることのできる解剖顕微鏡の使い方にも、ずいぶん慣れてきました。 はじめは透明なたまごだったのが、徐々にメダカの体のようなものが見えはじめ、目や心臓、血流も見えてきました。 「もうすぐからを破って出てくるのかな?」とわくわくしている子どもたちです(^^) |