出来上がった焼き板を並べて乾かし、今から入浴の時間です。待ち時間は葉書を書きます。心のこもったメッセージをたくさん書く子もいれば、絵日記のようなイラスト入りのもの、ハチ高原の風景を描いたものやカラフルに飾りつけたものなど、個性豊かな作品ばかりです。夢中になって取り組んでいます。

焼き板作りを終えた子どもたちは、草原で鬼ごっこを始めました。暑さは全く気にならないようで、元気に走り回っていました。
この後は、入浴と葉書を書く時間です。

飯盒炊爨の後は、「焼き板作り」です。最初に焼いた板を磨いて炭を落とします。すると、焦茶色に輝く美しい木目が現れます。しっかり炭の粉を落とした後、絵の具で焼き板に文字やイラストをかきます。
林間学習の思い出が散りばめられた素敵な焼き板、子どもたちの思い出が刻まれた素敵なお土産になりそうです。

涼しい高原といえども、近年の厳しい暑さの中では熱中症に対して細心の注意を払う必要があります。
本校では、暑さ指数計を持参して、暑さ指数を測定しながら子どもたちの活動を行っています。今日は暑さのピークとなる午後2時過ぎで約30度の最高気温を記録しましたが、暑さ指数は活動可能な「注意」の段階にとどまっています。
アウトドア用の腕時計では、気温と気圧を測定。気圧の測定は天候の急変を知らせてくれますが、この二日間急激な気圧の低下は見られませんでした。
暑さと雨雲、雷雲の接近、両方の観点から、子どもたちが活動する環境の測定を行っています。

カレーが完成したグループから食べ始めます。苦労して自分たちで使ったカレーのおいしさは格別です。
昨日、今日と良い天気が続いたからでしょうか。薪に火がつきやすく、どのグループも火を上手に扱っていました。
食べ終えた後はグループで協力して片付け。5年生の子どもたちは、集団行動がどんどん得意になってきています。