7月5日の給食おさつパン かぼちゃのミートグラタン 鶏肉と野菜のスープ 冷凍みかん 牛乳 でした。 『かぼちゃ』 かぼちゃは、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃ(ズッキーニやそうめんかぼちゃなど)の3種類に大別されます。現在流通しているかぼちゃのほとんどが西洋かぼちゃといわれています。 収穫期は夏から初秋にかけてです。冬至にかぼちゃを食べる風習があるように、長期間保存できます。収穫後、風通しのよいところに丸のまま置いておくと追熟していきます。水分が抜け甘みが増し、栄養価も高まります。 7月4日の給食牛丼 もやしとピーマンのごまいため 大福豆の煮もの 牛乳 でした。 『大福豆』 大福豆は、いんげん豆の一種で、大福類と呼ばれている白色の豆です。市場に出回るいんげん豆の大部分は北海道産で占められており、大福豆は主に胆振(いぶり)地方、北見地方で生産されています。 大福豆は、生育型により分類すると「つる性」タイプに属し、草丈が3m程度になるため、支柱を立てて栽培します。 大福豆の種類にもよりますが、9月上旬から下旬頃に成熟期に達し、収穫されます。 大福豆には、筋肉や血液などを作るもとになるたんぱく質のほか、貧血を予防する鉄や、腸の調子を整える食物繊維などが含まれています。 7月3日の給食黒糖パン チキンパエリア ウインナーとキャベツのスープ すいか 牛乳 でした。 『パエリア』 パエリアは、スペインのバレンシア地方の代表的な料理です。バレンシア地方は、ヨーロッパ有数の米どころでもあることから、米を使った料理が発展しました。 「パエリア」という料理名はスペイン語で「鍋」を指す言葉がもとになっています。専用の取っ手のある浅くて丸い鍋で調理することから「パエリア」と名付けられました。 米に魚介類や肉、野菜などの食材とオリーブ油、サフランを加えて煮込んだ料理です。 大阪市の学校給食では、サフランの代わりにカレー粉で色と風味を出しています。 7月2日の給食ごはん ゴーヤチャンプルー 五目汁 あげ焼きじゃが 牛乳 でした。 『ゴーヤチャンプルー』 「チャンプルー」とは沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味で、いろいろな食材をいためた料理です。 にがうり(ゴーヤ)を使う時は「ゴーヤチャンプルー」、もやし(マーミナー)を使う時は「マーミナーチャンプルー」と、使う食材の名前を付けます。マレー語やインドネシア語の「チャンプール」が由来といわれています。 にがうりは、ビタミンCがほうれん草やかぼちゃに比べ多く含まれる野菜です。沖縄県に長寿の人が多いのは、伝統食であるにがうりをよく食べることも理由の一つと考えられています。 7月1日の給食ごはん 鶏肉と野菜のみそ煮 オクラの梅風味 ツナっ葉いため 牛乳 でした。 『暑さに負けずにしっかり食べましょう』 夏の暑さで体力が消耗している時は、胃腸の働きが低下し食欲も影響されやすいです。食欲がないからと食べないでいると必要な栄養素が不足し、かえって体の不調を招くことになります。 味付けや調理法に変化をもたせ、いろいろな料理で食欲を取り戻す工夫をしていくことが大切です。 食欲を増す工夫としては、カレー粉やこしょうなどの香辛料やしょうがやにんにくなどの香味野菜を使うことがあります。これらは、胃液を分泌させて食欲を刺激し、増進する働きがあります。 また、酢やレモン、梅干しなどに含まれるクエン酸や夏野菜、果物のビタミン類には、疲労回復にも効果があるといわれています。 |
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