9/17(火)全校集会1
合唱部に対する総文祭の表彰式の後、
定例の全校集会があり、校長先生からお話がありました。 おはようございます。 一昨日の15日に、合唱部が長原東敬老大会に出演しました。来場されたお年寄りの方々に昭和時代の曲を含めたお祝いのハーモニーを奏でてくれたのですが、一緒に口ずさんでくださるお年寄りの方も多く、楽しいひとときを過ごしていただいたと思います。合唱部のみなさんおつかれさま、ありがとうございました。 昨日16日は「敬老の日」でした。「敬老の日」は、9月にある「国民の祝日」のひとつで、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされています。敬愛とは、敬って大切にすること、親しみの気持ちをもつことです。人生の先輩方すべてに感謝すべきところですが、まずは身近なおじいちゃんやおばあちゃんに「いつもありがとう、長生きしてね」と感謝の気持ちと長寿のお祝いを伝えたいものですね。みなさんはどうでしたか。 さて9月も中旬に入りました。昔からこの時期は空気が澄み、1年を通して特に月が美しいと言われています。 「中秋の名月」と言われる日は太陽暦に基づいて決まるのですが、今年は今日17日が「中秋の名月」となります。しかし、暦上のことなので、必ずしも今日の「中秋の名月」が満月となるわけではありません。いつ満月になるのかは…自分で調べてみてください。 このような美しい月を愛でる「お月見」は、平安時代には貴族だけの風雅な催しでしたが、江戸時代には美しい月を眺めながら農作物の豊作への祈りと感謝を捧げる行事となり現在に至ります。まだまだ暑さは厳しく、例年のような涼しい「お月見」はピンとこないかもしれませんが、今夜は「中秋の名月」、ちょっと夜空を眺めてみませんか。 では本題です。今日はイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートという人が提唱した「パレートの法則」について話をします。 この法則は「働きアリの法則」とも言われていて、全てのアリはみんなせっせと働いているように見えますが、実は本当に働いているのは全体の2割で、残りの8割はサボっているというものです。もう少し細かくいうと、2割が働いていて、6割は働いているアリが疲れた時の交代要員、残りの2割はずっとサボりっぱなしだそうです。ここで、働いている2割のアリばかりを集めて全部働くアリにしたとします。どうなると思いますか。働くアリばかりを集めたはずなのに、必ずその中から新たに働かないアリが8割出てくるそうです。逆に働かないアリばかりを集めて全部働かないアリにすると、今度は逆に2割は働くようになるらしいのです。でもなんとなくわかる気がしませんか? 誰も働かない集団の中にいたら全滅してしまうから働くものが出てくるのだし、みんな働いていたら少しサボっても大丈夫だろうと手を抜くものが出てくる。心理学ではこれを「リンゲルマン効果」(社会的手抜き)というそうです。 人間関係にもパレートの法則は現れます。この法則で言うと、自分のことを好きになってくれる人は2割、どちらでもないが場合によっては好きになってくれる予備軍が6割、嫌いだと思う人が2割というのが普通だそうです。100%の人から好かれようとすると難しいですが、もともとそんなことは不可能に近いということです。好きだと思ってくれる友人を大切にしてください。そのうえで、誠実・正直・優しい心・思いやり・礼儀などを身につけている人は好かれますので、そういう人になろうと心がけるとあとの6割の人を味方につけることができます。それでも嫌いという人がいたら、それはもともといた2割に過ぎないので気にしなければいいのです。 しかし学校生活においては、この「パレートの法則」(働きアリの法則)がそのままに当てはまっては困ることになります。学級での活動、授業態度、さまざまな行事などにおいてクラスが無秩序(法則規則がないごちゃごちゃした状態)な集団だと、パレートの法則に従ってその2割の人しか働かないかもしれません。そうならないためにしっかりと役割分担を決めることが必要で、各自がその役割を果たすことで全員が何らかの働きアリになって輝くことができ、クラスが望ましい集団になっていくのだと思います。加えて、互いに協力してやり遂げることで達成感や感動を得ることができます。良き思い出を作り人間的に成長するためにも、是非みなさん一人ひとりが輝く働くアリになってください。まずは来週の体育大会に向けてです。 9/15(日)敬老大会7
第二部のつづきです
大盛況のうちに終わりました。 準備・片付けを手伝ってくれた 合唱部、卓球部のみんな、ありがとう! 9/15(日)敬老大会6
第二部のつづきです
9/15(日)敬老大会5
第二部のつづきです
9/15(日)敬老大会4
第二部では
本校合唱部と奈美京子さんの歌の披露がありました。 |