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◆令和6年度 1学期始業式 校長あいさつ◆

 まずは全校生徒の皆さん、進級おめでとうございます。令和6年度の新学期、大きな事故・怪我の報告もなく、皆さんが元気に登校してくれたことを喜びたいと思います。
 新3年生は最上級生になりました。今年度は義務教育の最終学年になります。1年上の先輩がそうであったように、皆さんは、1年後の今日、自分が選んだ新しい場所で新年度を迎えます。1年後に、満足できる新しい場所に立てるように、この1年を頑張りましょう。
 新2年生は上級生になりました。ここにいる新1年生にとって、憧れの存在といえる素敵で立派な先輩になってほしいと思います。
 新1年生には、4月3日(水)の入学式でも言いましたが、皆さんは植物に例えるならば、まるで一粒の種のようなものです。芽を出し、花を咲かせ、実を結ぶすべての可能性が秘められています。ただし、大きな木に育つためには環境が必要であり、水が一滴もない砂漠のような環境では芽を出すことができないし、まったく光の当たらない場所では、たとえ芽が出ても大きく育つことはできません。一粒の種と同じように、無限の可能性を秘めた皆さんも、その能力を花咲かせ、大きく実らせるためには皆さんを大事にする気持ちとすくすくと育つことのできる環境が必要です。加美南中学校がまさしくその環境であり、皆さん一人一人と教職員が加美南中学校を安心できる、夢を抱ける、誇りにできる学校にしなければなりません。皆さん全員が豊かな心と未来を生き抜く力を備えた生徒になれることを期待しています。
 例年だと3月末に満開になり、今の時期は散り始めている桜ですが、今年は現在、満開の状態なので、昨年と同じく桜の話をします。桜は1年のうち、卒業や入学、進学の時期である、3月下旬から4月上旬の10日から2週間にだけ咲く神秘的な木です。そのため、桜の木にまつわる名言がたくさんあります。
 「さまざまのこと思い出す桜かな。」
奥の細道で有名な松尾芭蕉が、44歳の時に詠んだ句です。若い頃、藤堂家に仕えていましたが、主君が若くして亡くなったことにより、俳諧の道に進みました。22年の時を経て、花見の宴に招かれ、主君を思い出しながら、当時を振り返って詠んだそうです。
 私も満開の桜にまつわる思い出はいくつかありますが、ちょうど1年前、加美南中学校への転勤が決まり、昨年の3月28日に転任のあいさつに訪れた時、正門の桜が満開で、凄く立派に感じました。4月からの自覚と責任で、満開の桜を見ながら、感動したことを覚えています。松尾芭蕉は、この句を詠んだ一年後、生涯の集大成ともいえる「奥の細道」の旅に出ました。
 満開の桜は同じように見えて、毎年、新しい花を咲かせる生涯青春の桜と言われています。私たちも、満開の桜のもと、それぞれが一生の思い出となる出来事とともに、心の中に新しい花を咲かせていきたいものです。
 令和6年度が、皆さんにとって素晴らしい1年になることを期待し、あいさつとさせていただきます。

◆令和6年度 対面式◆

 始業式に続いて、生徒会主催による1年生と2・3年生の対面式を行うために隊形移動をし、在校生代表による「歓迎の言葉」、新入生代表による「喜びの言葉」での対面式となりました。
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◆令和6年度始業式◆

 2・3年生はドキドキしたクラス発表の後、それぞれが自分の教室に行き、新しいクラスの自分の座席に座りました。その後、放送の合図で順番に体育館へ移動しました。
 生活指導部長の松岡先生の指示にて、全校生徒が体育館に整列し、始業式が開始されました。
 阪井校長先生のお話の後、各学年の先生方が紹介され、続いて生徒指導主事の浅野先生から生活指導についてのお話がありました。
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◆令和6年度 登校の様子◆

 本日4月8日(月)から令和6年度がスタートしました。本校生徒が元気良く登校していますが、本校から北側の道路を挟んで隣の、加美南部小学校の児童も本校の前を通って、元気良く登校しています。
 今日は8時20分には、ほとんどの生徒が登校出来ていました。
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◆校内の桜がほぼ満開です!◆

 例年は3月に満開になり、この時期は散り始めている桜ですが本日、ほぼ満開になっています。
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