今日の給食(7.16 鉄)今日の献立の特徴は、私たちの食生活で不足傾向にある栄養素「鉄」が比較的多いことです。そこで、無機質の「鉄」について紹介します。 鉄は血液中の赤血球の材料となり、赤血球は全身に酸素を運ぶ役割をしています。鉄が不足すると、立ちくらみなどを起こす「貧血」の原因になります。特に女性や激しい運動をする人は、鉄の消費が激しいので意識して摂取する必要があります。 給食でも摂取基準を100%充足させるのは難しいのですが、今日は、鉄を多く含む大豆が強い味方です。 鉄の吸収を高めるにはビタミンCやたんぱく質も必要です。1食分の給食をバランスよくしっかり食べてこその栄養です。鉄だけでなくいろいろな食品を幅広く食べることで健康が維持できます。(鉄は、レバー、かつお、いわし、大豆製品、小松菜などに多く含まれています) 今日の給食(7.12 グリーンアスパラガス)アスパラガスの生産量はそんなに多くないので、給食では生のものは年に2回だけ使います。5月にも使う予定にしていましたが、天候不順で使うことができなかったので、今年は今日だけになります。地面から伸びた若い茎を食べる野菜です。 アスパラガスには、日光に当てて育てたグリーンアスパラガスと、土をかけて日光を遮って育てるホワイトアスパラガスがあります。各種ビタミンが豊富で、生活習慣病の予防に効果があります。 また、名前の由来となっているアスパラギン酸を多く含んでいて、こちらは新陳代謝を活発にし、疲労回復を早める効果があります。しっかりと体を動かしたい人にとってはありがたい食材ですね。しっかりと食べてください。 歯と口の健康啓発標語 〜保健委員会〜今日の給食(7.11 とうがん)
今日の献立は「ご飯、さけのしょうゆ風味焼き、みそ汁、とうがんの煮もの、焼きのり、牛乳」でした。
「とうがん」を紹介します。原産地はインドから東南アジアで、日本でも古くから食べられていたようです。ウリの仲間で漢字では「冬瓜」と書くので冬にとれると思われますが、旬は夏です。皮が分厚く、涼しい所で保存すれば冬までもつことからこの名前がつけられているそうです。 一昨日のスープにも使いましたが、給食では毎年、7月から9月にかけて使っているので、もう、おなじみになりましたね。今日はシンプルにだしとしょうがの香りを効かせた煮ものにしました。 ラグビーボールのような形をしていて1玉5kgくらいある大きな野菜です。店では切り売りされていることが多いので丸ごと見ることは少ないと思います。今日の給食では岡山県から約100kgが届きました。約95%が水分で、味にくせがなくあっさりとしているため、どんな料理にも合います。体の熱を取ってくれる効果があるので、夏にはぴったりの野菜です。 今日の給食(7.10 ベーコンとじゃがいものチーズ焼き)
今日の献立は「黒糖パン、鶏肉とてぼ豆のスープ煮、ベーコンとじゃがいものチーズ焼き、きゅうりとコーンのサラダ、牛乳」でした。
今日は、ベーコンとじゃがいもを合わせたところに細切りチーズをのせて、焼き物機で焼きました。 チーズは牛乳に乳酸菌や酵素などを加えて固め、熟成させて作る発酵食品で、独特のうま味があります。今日のチーズ焼きも好評で、どのクラスもきれいに食べていましたね。 世界中には多くの種類のチーズがあります。羊ややぎ、水牛の乳から作られるものもあり、それぞれに味わいがあります。 チーズは水分が抜けて凝縮されているため、牛乳を飲むよりも少しの量でたんぱく質やカルシウム、ビタミンなどを摂取することができます。 |