学級通信紹介学級通信を紹介します。 しっましま (1年5組学級通信、10月18日発行学年主任スーパー特別号より一部抜粋) 感動の1日 担任として君たちの前に立つのは、今日がとりあえず最後になります。吹奏楽部がめでたく3年連続全日本吹奏楽コンクールに出場ということで、5組の担任の南先生が栃木へ旅立たれました。そこで、急遽、学年主任の島崎が担任代行をさせてもらうことになりました。学年主任となって3年目。それまではずっと担任をしていましたが、久しぶりの担任でした。「5組のみんなはちゃんと指示を聞いてくれるだろうか?」「朝学活の時、椅子に座ってくれるだろうか?」「休み時間にあちこちでケンカが始まらないだろうか?」「給食の時、ちゃんと配膳をしてしっかり食べてくれるだろうか?」「ちぎり絵の取り組み、貼っている折り紙の量より、床に落ちる折り紙の量の方が多くならないだろうか?」と、不安と心配で押しつぶされそうになっていました。しかし、その心配とはまったく逆で、しっかり指示も聞いてくれるし、給食の時間もおだやかな時間が過ぎていきました。 居心地の良さを感じることができました。当然、休み時間にあちこちでケンカが起こる気配は微塵も感じられませんでした。 特に先生が感動したのは、文化発表会の取り組みです。ちぎり絵の制作は先生もこの学校で初めてのことで、やりかたも分からなかったので、正直に言うと、不安×9億倍でした。3割の人が欠席していて、果たしてうまくやれるのか、自信がなかったのですが、始まってすぐにその問題も解決されました。5組のみんなは、せっせせっせとまるで「え?昔からやってましたよ?これくらいの作業、私たちにとっては朝飯前、いや、前の日の夕飯前ですよ」ってくらいの感じで、スムーズに作業が始まっていきました。見ていると、あれよあれよという間に下絵に折り紙が貼られていき、「2年生とか3年生の先生方はやってもやっても終わらない無限の作業やで」と言っていたのに、「これは今日でほとんど完成するんじゃない?」というスピードでした。しかも、きちんと隙間なく敷き詰められていく折り紙。かけらの大きいものもありましたが、それも5組らしい味ということで。気づけば、ほんの1時間半ほどで、ほとんどの班が貼り終わっていました。合間に体育館と音楽室に合唱の練習に抜けても教室にすっと戻ってまた集中して作業に取り掛かれる、その切りかえのスピードはもはや世界一のアジリティーと言えるかもしれません。放課後、最後まで残って掃除とか後片付けをしてくれた上林さん、坂本さん、平さんにもひたすら感動しました。ありがとう。 ちぎり絵が一段落した今、5組のみんなと頑張りたいのは合唱です。昨日の練習、人数が少ないわりによく声が出ていました。練習すればするほど、どんどん良くなっていくという手ごたえを感じました。一緒に歌えるのも今日が最後になるでしょう。ノリが良くておもしろい大好きな5組の担任としてのクライマックス。最高にぶち上げていきたい。5組の今日届く最高到達点を目指して、がんばるぞー!おー! 授業
3年生 国語 おくのほそ道
2年生 英語 相互発音練習 1年生 保健体育 休養 睡眠と健康 3年生 学年集会
文化発表会 群読の練習です。
登校
朝の登校風景です。
学級通信紹介学級通信を紹介します(一部抜粋)。 Class Paper(2年1組学級だより第54号より) 〜ある学級のクラス紹介スピーチ〜 ある中学2年生が書いた、合唱コンクール前のクラス紹介の原稿です。 わたしたち1Aは、掃除や給食、朝読書など日常生活を大事にしている。一人ひとりがちゃんとコミュニケーションを取っていくことも心がけている。 日常生活をしっかりやっていけば、合唱など集団で一つのことを行うときもまとまってできる。また、ささやかなことを大切に生活していく中で、直接自分の利益にならないことでも自分のことのように力を尽くせる人が生まれてきた。 行事は、その後の生活の質が高まってこそ意味があると、先生に学んだ。先生は4月から何十回何百回と教えてくれた。自分の事情より他の人のために働く利他の心。練習は量ではなく一回にどれだけ真剣に取り組んだかが大事であること。傷つくのを恐れて安全地帯に自分の身を置いて、言うべきことを言わずにいては友情なんて芽生えやしないこと。人間の価値は言葉ではなく、その人が何をしているか、つまり行動にあるということ。人は行動している人をこそ信用するのだということ。そして「相手に勝つより、自分に克(か)て」ということ。 私たちの合唱に敵はいない。「どこどこに勝とう」という話を先生はしたことがない。それは今はまだ未熟であっても日常生活を大切にし、1Aの看板に恥じない生き方をそれぞれがしてきたからだ。どんな敵にでも勝つことが「無敵」なんじゃない。「敵がいない」ことが「無敵」なんだ。私たちはその道を歩みたい。文化発表会で賞をもらえれば、確かにうれしい。でも、賞状は紙切れにすぎない。合唱よりも大切なことを考え、行動し続けてきた学級は症状よりも大切なものをすでに手に入れているだろう。勝ち負けばかりを追い、大切な事を置き去りにした学級は、たとえ賞状をもらっても、それがその後に生きることはないだろう。私たちは前者でありたい。合唱はゴールではなく、通過点の一つに過ぎないからだ。一人ひとりがA中学校の看板を背負っている。日々、その重みを自覚して日常生活を大切にしていきたい。「賞状の出ないところで1番になれ」先生に学んだ言葉を胸に。 合唱コンクールは優勝するためだけに取り組むのではありません。行事の意味やクラスの成長のことを考えて本気で取り組みましょう! |
|