今回の校長室の窓は、11月7日に、中泉尾小学校の3年2組で行われた「体育科の研究授業」の様子をお伝えします。大阪市小学校教育研究会の大正支部が主催する研究授業として行われました。大正区の小学校からも何人かの先生が参加してくださいました。
3年生の「器械運動」の領域である「マット運動」に取り組みました。児童は、体育館に用意された「マット運動の場」で、様々な動きや技にチャレンジしました。「マット運動」は、苦手意識のある児童も多いのですが、自分の動きや技が少しでも上手くなるように、楽しみながら取り組んでいる姿が見られました。
授業終了後には、子どもたちから「もっとしたい!」「こんな技ができたよ。」と言った声がたくさん聞かれました。とても充実した「マット運動」の学習になったようです。
その後、今回の授業の研究討議会が行われました。大正区の小学校の先生方と授業についての成果と課題を話し合いました。最後に、講師としてお招きした大阪市小学教育研究会の体育部に所属する体育科専門の校長先生に、指導講評をいただきました。
3年2組の児童の皆さんが、友だちと協力し、自分のめあてに向かって楽しんでマット運動に取り組んでいたことが素晴らしいと褒めていただきました。また、担任の西野先生の子どもたちへの声掛けが優しく、子どもたちと厚い信頼関係で結ばれているという評価をしていただきました。
今回の研究授業が、今後の中泉尾小学校の「器械運動」の進め方の基本になると思います。また、大正区の各小学校にも拡がっていくことを期待しています。
研究授業を実施するために、ご尽力をいただきました大阪市教育研究会の大正支部の皆様と指導講評をいただいた校長先生には厚くお礼申しあげます。
最後に、3年2組の児童の皆さんへ、校長先生からお礼を言います。
「とっても一生懸命な美しい皆さんの学習の様子を見ることができて、校長先生も嬉しい気もちになりました。ありがとうございました!」
中泉尾小学校 校長 辻 信行