今回の校長室の窓は「総合的読解力育成カリキュラム」の学習についてのお話です。
9月27日(金)の6時間目に、5年生が取り組みました。授業後は、大阪市総合教育センターから来ていただいた指導主事の先生から、指導講評をいただきました。
校長室の窓vol18でもお知らせしましたが、「総合的読解力育成カリキュラム」では、以下のような学びを進めていきます。
1 情報を正しく読み取り要約する
2 読み取ったものから考えを形成する
3 さらにその考えを表現する
4 交流してその考えを広めたり深めたりする
今回は、5年生が「中泉尾ロボット研究所」という教材に取り組みました。5年生のロボット研究所は、次の7つのロボットを考えました。
○ごはんといっしょ
○Bochi君
○救助くん
○SOSロボ
○アニマル君
○KTR
○ロボットteacher
担任の先生は、おりょうり丸というロボットを考えました。
どのロボットも「こんなロボットがあったら嬉しいなあ」と思わせてくれるものでした。人間らしいロボットや少しけんかをしてくれるロボットなど、人とのコミュニケーションを大事にしてくれるロボットを考えるグループもありました。
これからますますAIが発達し、様々なロボットが発明されていくと思います。子どもたちにはAIと共存しながら、自分らしさや人間らしさを大切にする気持ちをもち続けてほしいと願っています。
子どもたちは、前のめりになって学びに向かっていました。自分で問いを見つけて、その問いを解決し、さらに新しい価値観を生み出しながら、学びを深めていました。5年生の子どもたちの学習意欲の高まりが見られたので、私も嬉しかったです。
中泉尾小学校では、令和7年1月に、これまで本校で取り組んできた「総合的読解力育成カリキュラム」の学習を中心に、対外的な研究発表を予定しています。今後も、大阪市総合教育センターと連携して、この学びを継続することで、本校の子どもたちの学力向上を図りたいと考えております。
中泉尾小学校 校長 辻 信行