10月16日水曜日、大阪市総合教育センターにて、第３回道徳教育推進委員会を行いました。
教育委員会あいさつ、道徳部長挨拶に続いて、新北島中学校・指導教諭の岡田芳和先生より、日本文教出版１年生「明日を生きる１」所収の「あふれる愛」を使用した授業展開研修を行いました。
道徳部では、道徳の教材を「文学的文章」と「随筆的文章」に大別して、授業方法の研究を進めています。今回取り扱った「あふれる愛」は「随筆的文章」となり、主人公を筆者として文章を読み込んでいきます。マザー・テレサの生き方（気づき）を通して、文章を執筆した筆者の「気づき」を中心に授業展開をしていきます。今回の研修をモデルとしていただけたと思います。
研修の参加者からは「○○○○○・・・・・・。」「△△△△△・・・・・・。」といったご意見をいただきました。
次回第４回道徳教育推進委員会は、令和７年２月５日大阪市総合教育センターにて予定しています。
また、12月４日には大阪府中学校道徳教育研究発表会を行います。市岡中学校と港南中学校で公開授業を行った後に、港区土地区画整理記念・交流会館で全体会を実施します。
ご参加をお待ちしております。

11月1日金曜日　和歌山県紀の川市立粉河中学校を会場に、近畿中学校道徳教育研究大会が行われ、大阪市から港南中学校の出来指導教諭が発表を行いました。発表テーマは「多面的・多角的な視点で考え、議論する道徳教育の創造〜グループワークを取り入れ、言語力を育てる道徳科授業づくり〜」でした。
道徳部でこれまで取り組んできた内容をまとめ、発表しました。
熱心にメモを取っておられる参加者の姿が多くみられ、大阪市の取り組みに興味を持っていただくことができたと感じました。

　11月16日(土)に文の里中学校にて第77回「道徳学習会」を開催し、2本の模擬授業を行いました。
　1本目は大阪市立今津中学校の石井先生の「君、想像したことある？」による模擬授業、2本目は大阪市立木津中学校の佐藤先生の「よみがえれ、えりもの森」による模擬授業を行った研修会でした。

　中教研道徳部では、随筆的教材を触発者の「気づき」の視点で読み取る授業展開方法についても研究を重ねています。随筆的教材では筆者を主人公にして読みを深めていきます。

　2学期後半のお忙しい時期にもかかわらず、多くの方にご参加をいただきました。
　参加者の先生方からは、「教材に自我関与させることは難しいと感じていましたが、ヒントになりました」「写真を使って視覚的に想像させるとわかりやすいと感じました」といったご意見もいただき、充実した研修会になりました。

　今年度は大阪府中学校道徳教育研究発表会が「大阪市大会」として開催されます。
　さっそく2学期すぐから各校で府中道「プレ公開授業」、文科省支援事業研究校・推進拠点校5校での公開授業・研究協議が行われます。
　また、12月4日には港南中学校・市岡中学校での公開授業、午後からは港区土地区画整理記念・交流会館で全体会が行われます。

　次回の第78回道徳学習会は令和7年1月25日を予定しています。たくさんの先生方のご参加をお待ちしています。