1年学年集会「教え子からの手紙」学級委員長からは「期末テストの結果はいかがでしたか。中間テストよりも点数が上がっていましたか。次は、年明けのチャレンジテストに向けてがんばりましょう」というお話がありました。 次に、先生から教え子さんからいただいた手紙についてお話がありました。 (お話の内容) 突然ですが、ある教え子さんからいただいたお手紙を紹介します。 「先生お元気ですか。お手紙ありがとうございます。新聞を読んで、お手紙をいただけるとは思ってもみませんでした。取材を受けている時は複雑な心境でしたが、先生からのお言葉をいただき、とても励みになりました。自分の住む街を再生させるため、これからも日々努力していきたいと思います。先生のご活躍されている教育現場もたいへんなことが多いと思いますが、お体にはお気をつけ下さい。」 私は大阪市の中学校の先生をする前は、奈良県のある私立高校の先生をしていました。このお手紙はそのときの教え子さんからいただいたものです。教え子さんが奈良県の上牧町役場の職員として奮闘されている記事を新聞で見つけ、何を書いたかは忘れましたが、すぐにお手紙を送り、そのお返事をいただきました。 さて、当時の新聞記事も少し紹介いたします。 「水道部出身で財政係に移った○○さんは、ここの歳出削減策による効果額の算出を担当する。パソコンの扱いを買われてものだが、○○さんも頭を打たれた経験がある。早期健全化団体転落に伴う外部監査で、大阪から公認会計士3人が町役場に来たときだ。町が取り組む財政見直しについて『事後点検はできていないのではないか』と切り込まれた。利用率の低い保健福祉施設には『赤字が出ているなら閉めたほうがほうがいいですね』と言われた。即答できない件ばかりだった。点検と採算。初めて民間の厳しい視点を知った気がした。財政係にもこの頃、町民からの電話が増えた。『ちゃんと汗を流しているのか』『のんびりした役場じゃだめだ』 職員の意識も変わらなければならない。そう痛感する日が続く。」 高校生の時も真面目な生徒さんだったので、きっと真剣に職務にあたっているところに町役場が厳しい目を向けられ、苦しい時期に取材を受けたものと思われます。しかし、それから15年以上経って、今では町の課長代理として活躍されているそうです。 真面目な教え子さんの話でしたが、中学校に移ってからは、やんちゃな生徒にたくさん出会うことになりました。でも、かつてやんちゃだった生徒が卒業してから、街なかでちょくちょく再会することがあります。教え子さんの方から挨拶してくれて、しっかりと社会人として、または子どもの親として頑張っている話をしてくれると、ちゃんと生徒と向き合ってきてよかったなあと思ったものです。 みなさんには、今の中学校生活も、卒業してからの長い人生もしっかり過ごしてほしいと願っています。でも、先生たちがみなさんを叱咤激励できるのも中学生の間なので、これからもしっかりとみなさんに向き合っていきたいと思います。 (写真は、お手紙と同封されていた「せんとくん」のキーホルダーです)。 授業の様子(1年体育)今日は少し肌寒い天気ですが、持久走を行うにはちょうど良いくらいかな。 寒さに負けず頑張りましょう!! 授業の様子(2年音楽)星野源の「恋」をピアノに合わせて吹いています。 不安な面持ちで順番を待っている様子も見られましたが・・うまくいったでしょうか。 授業の様子(2年社会)
東北地方の気候や特産物などについて学習しています。
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