2学期のまとめの3週間となり、先生たちの授業のようすをフルタイムで参観するということを進めています。今週は主に3年生。今日は国語と数学の授業を参観しました。国語は古文の授業で「奥の細道」です。閑かさや 岩に滲み入る 蝉の声 という句が生まれるに至る背景などを勉強しました。数学は中心角と円周角についての授業です。久しぶりに自分もたくさんの問題を解いてみました。
正直なところ、寝ている子なども散見されます。面白いし、わかりやすいのにな‥少なくとも、今日それぞれ50分参観した授業では素直にそう思いました。まず、得意でも苦手でも集中して授業を受けることから始めてくれると、きっと、新しい発見があって面白いと思うのだけれど。
本日、生徒指導主事からの「生活指導通信 特別号3」を全家庭に配布しています。何度目かのお伝えになりますが、相変わらず規律の低い行動が頻発している。学校の現状を見て感じていただくために、当面、明日から12日までの1週間、9時から15時半までの時間帯で「学校公開週間」を設定する。生活指導に関わるご意見やお力添え、ご協力をお願いします。‥という内容です。
対教師、対生徒暴力行為が絶えないとか、常に教室に入ろうとしない生徒が校内のさまざまな場所にたむろしているとか、そのようなひどい「荒れ」の状態にあるわけではありませんが、毎日のように繰り返されるさまざまな規律の低い言動にふれていると、あるいは、指導が心に届かずに同じ子が同じ指導を繰り返されている現状に直面すると、心が「荒れ」ている、あるいは心が「落ち着かない」子が相当数いて、それが学校全体の空気感に影響を及ぼしているなということを感じます。そのような毎日に教員の疲弊が積み重なっているのもまた事実です。