平成7(1995)年1月17日午前5時46分に淡路島北部を震源として発生した
《阪神・淡路大震災から今日で30年の節目を迎えました》
マグニチュード7.3、震度7の激しい揺れが神戸市を中心とした阪神地域・淡路島北部を襲い、死者6434名、負傷者43792名、行方不明者3名という未曽有の犠牲を出し、交通網をはじめさまざまなライフラインに甚大な被害が生じたため、多くの人々が長期間にわたる被災生活を余儀なくされました。
大阪市内でも震度4を記録し、激しい揺れにより、多くの身近な物が次々と落ちてきました。あの日の朝のことは30年経った今も決して忘れることは出来ません。
その後も「東日本大震災」「熊本地震」「大阪北部地震」などの相次ぐ大地震。また、毎年各地を襲う台風による風水害。さらには、去年の元日に発災した「能登半島地震」や復興途上の北陸での豪雨災害などもこの1年の間に目の当たりにしてきました。
わが国では幾度となく自然災害を経験し、大切な人々や身の回りの思い出の品、何気ない日常の生活を失うことを経験してきました。
しかし、被災地の人たちをはじめ私たちは困難な状況の中からも互いに助け合い、励ましあいながら復興の道を歩んできました。
普段から災害への備えをしっかりするとともに、過去の経験からどのようにすれば『生きる』『生き抜く』ことができるのかを考えておくことが必要です。
そして、30回目の1月17日を迎えた今日、あらためて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
真住中学校 校長