今日は、３年生が待ちに待ったクラブ見学の日でした。
どんなクラブがあるのか、どんな活動をしているのか、とても楽しみにしていました。
グループごとに、各クラブを回りました。どのクラブでも４・５・６年生がやさしく教えてくれて、来年度は、どのクラブに入ろうかとても悩んでいました。
高学年になるのが、一層、楽しみになったようです。

楽しかったキッザニアでの時間は、ままなく終わろうとしています。朝9時前から15時過ぎまで、目一杯楽しんだ一日でした。子どもたちは、仲の良い友だちと楽しい思い出が生まれただけでなく、裁判の楽しさなど小さな子では気づかないような職業の魅力に気づくことができ、考えが深まる一日でもあったことと思います。
小学校の行事とは、子どもを楽しませるのではなく、育てるためにあります。今日一日は、楽しい思い出とともに仲間との連帯感が深まり、知識も社会の一員としての自覚も深まったことと思います。
今日の6年生の姿を見ていると、もうすぐ卒業を控えていることが少し寂しく感じられます。保護者の皆様、子どもたちに貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。
これより学校に戻ります。

各グループ昼食を終えて、午後も各コーナーを回ります。ピザやチョコレートなど人気のコーナーは、朝申し込んだけれどお昼頃になってようやく順番が回ってきました。
待ち時間が長かっただけのことはあり、そこで体験できるコンテンツは子どもたちにとっても満足度が高い内容になっています。

今日の献立は、ごはん、くじらのたつたあげ、豚肉とじゃがいもの煮もの、白花豆の煮もの、牛乳です。
日本では、昔からくじらを使ったさまざまな料理が食べられてきました。肉だけでなく、皮や内臓、尾びれまで工夫して使うことができるため、くじらは「捨てるところがない」といわれています。感謝して美味しくいただきました。

キッザニアの館内は、小さな社会そのもの。裁判所、劇場、消防などの行政サービス、銀行、小売業、医療、交通、物流、マスコミ、製造業・・・
よくもこれだけ集めたものだと圧倒されるほどに、ここには小さな社会があります。単に卒業前の思い出作りに留まるのではなく、ここは子どもたちの進路選択の参考になるサービスがたくさんあります。
今回の卒業遠足をきっかけに、将来の夢についても考える機会を設けたいです。