生魂っ子をみんなで育てています150
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自己対話を考える2
10月15日のHPでも紹介しましたが、小学5年生の成長の特徴といえば、少しずつ親の言うことを聞かなくなってきたり、学校でのできごとを話してくれなくなったりと、徐々に「自主性」が出てくるころです。親としては、今までとの違いにとまどうこともあるかと思いますが、それは順調に成長している証拠です。
また、自我意識の芽生えもある中で、児童が自分自身や他者への理解・思いやりを学び成長することで、素直に人の話しを聞く耳を持つようになることも期待できる学年です。
自分の内面や「友情」といった抽象的なこともわかり始めるとともに、“絶対的存在” だったおうちのかたのことも、「僕に〜しろって言うけど、自分だってできてないやん」なんて見抜くようになります。
そんな発達の特徴が表れる学年に、一般社団法人トラストコーチングから、2人の講師を招聘し、コーチングの手法を用いた、自己対話の視点から2回目の学習を行いました。
コーチングとは、一般に相手の話に耳を傾け、観察や質問、ときに提案などをして相手の内面にある答えを引き出す目標達成の手法のことを言います。
児童は、素直に自分を振り返り、自己対話を通じて自分の中の自分を見つめ、今まで気づかなかった自分について考えたり、新たな自分を発見したりしていました。