写真1をご覧ください。
こちらは、まぎれもなく「じゃがいもの葉」です。
続いて、写真2をご覧ください。
「ト、トマト」が生っています!!
ど、どうしてでしょう!?調べてみると、なんと希少種「ポマト」という植物でした。
ポマトは、ナス科の植物で、1978年に西ドイツのマックス・プランク研究所で初めて開発されました。本来の目的は暖地性のトマトにジャガイモの耐寒性を持たせることでしたが、完成した植物は不完全であったため、実用的な作物としては成功しなかったそうです。
そんなポマトがどうして今里小学校の畑にあるのでしょう。
トマトとジャガイモは近縁種であるため、細胞融合が比較的成功しやすいそうです。
そこで、信じられないことに、自然に細胞融合し、「ポマト」が育ったようです。
このポマトの製造過程は生物学的にも非常に複雑なため、生み出す技術は今後の生物工学に大きな影響を与えることが期待されるそうなので、研究用としても大変貴重だそうです。
今里小学校では、貴重な「ポマト」の成長を観察し、随時ホームページにアップしていきたいと思います。